TF3 ダークサイドムーン☆プレミア試写会
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
(原題:Transformers Dark of the Moon)
7/20(水)
パラマウント本社の試写室にて行われたプレミア試写会にちょっくら行って参りました。
そうなんです。
みんなより一足先に観ちゃったんです。ごめんね!
パラマウントの試写室は定員の少ないとってもこじんまりしたところ。
ホールではオプティマスの巨大パネルやら等身大のアイアンマンがお出迎えしてくれたりしてひゃっほうな気分。
中はというと座席の足回りは広いしキレイだし居心地のいい場所でした。
こんな場所でゆったり座りながら観れるって言うのも結構贅沢だなーと。
これまで劇場といえば大スクリーン!と思っていましたが、大きくても離れた場所で観るよりは、こじんまりしたスクリーンを間近でドーンと観るのもいいなーと思いました。迫力だけならこっちの方が上かな・・・まぁ好みの問題ではありますが。
・・・と。
試写室のことなんぞどうでもいいですよね(笑
今回のタイトル。原題はもちろんですが、ダークサイド・ムーンという邦題も好きです。
本編はもちろん3D。
たぶんもともと迫力があるのでそれほど3Dらしい3Dを実感するところはなかったりも・・・・
いや。でもトランスフォームシーンやショックウェーブの攻撃には思わずおぉ!!と唸らされましたけどね!!
しかし一番3Dを実感したのがオープニングの「パラマウント」という文字だったのは内緒の話です。
これはきっと大画面で観ると違うんだろうな。うんきっとそうだ。そうに違いない。
そして肝心の内容はというと。
瞬きする間も惜しいくらいの手に汗握るシーンの連続で、思わず拳を握り締めることたびたびの
立派なアクション映画(←
しかし鑑賞後はやたら後味が悪くてですね・・・これは私だけなのかもしれませんけど、まぁ完結編という意味では仕方がないんでしょうね。
そこは仕方ない・・・むむむ。
(同士には観たらその意味がわかると信じております)
でもねーー!!
まずはオープニング。
「War For Cybertron」を思わせる惑星セイバートロン(サイバトロン星)でのシーン。思わず口ぽかーんとなっちゃいました。いきなりそうくる?そうくるの??
更にその後もG1ファンには嬉しいシーンやら演出やら展開が要所要所で詰め込まれていたので、小ネタが出てくるたびにゾワゾワーっと鳥肌が立ちました。
わかる?初代ネタじゃないのよ。G 1 ネ タ な の(←重要
まぁ全体のストーリーそのものがあの話とあの話を意識してますよね明らかに。
気になる下ネタも控えめだったしね。
今までの2作に比べるとTFファンを楽しませる作りになっていると思います。これには大いに期待したほうがいいですよ!!!
しかしストーリーには過去2作の続編とするには怖ろしくたくさんの矛盾が生じておりました。まぁある意味それも由緒正しいTFクオリティです(笑
あとは新キャラ含め、たくさんのトランスフォーマーたちがいい意味で風景の一部に溶け込んでいたのではないかと。
メインキャラはもう少し目立ってもいいとは思いますけどね。
でも彼らにとってトランスフォームがごく自然な動作であるように、行動のひとつひとつもあえて目立つためにしているわけではないのですよ。そのあたりがとても好感がもてるトランスフォーマーたちでした。
つまり彼らのどこをどうピックアップしてカメラに収めるかは監督次第ってこと。
もしかしたら映ってないところでは敵味方で足の踏み合いがあったかもしれないし、AKBについて意見交換していたかもしれない(笑
とにかくトランスフォーマーたちは立派に任務を果たしておりました。みんな素敵でした。
裏で台本を読み合わせているみんなを想像してたら・・・ヤダ。すごく可愛いv
だってほら。彼らはCGじゃないんですもん。
機械生命体らしからぬ人間くさい芝居、大げさな演技、クサイセリフ、これすべて彼らのアカデミー賞ものの演技なんですようん。
それにしても司令官のギャラはどのくらいだろう・・・・気になる(笑
以下ネタバレレビューなど。
各陣営、キャラクターごとに分けて書いてあります。
両軍読むのもあり。好きな陣営、嫌いな陣営、あるいはネタバレはイヤーということでまったく読まないのもあり。
完全に妄想参謀視点のレビューですが、興味のある方だけお付き合い下さいませv
☆オートボット☆
・オプティマス・プライム
カッコいいというお話をちらほら聞いていましたが、それはウソだ。
今回の司令官は可愛い!!!
すねてロボットモードへの変形を拒否してみたり。
それをアイアンハイドにコツンとたしなめられてみたり。
ケーブル?にひっかかって橋の下に宙吊りにされてぶらーんとか。
ビルの合間を気持ちよさそうにぶっ飛ばしてみたりとか。
我らが司令官の萌えシーンの満載です。
そしてセンチネルとのバトルシーンはさすがのかっこよさ!!
でも・・・でもね。センチネルを倒しちゃう司令官は司令官らしくないと思うよ??
・アイアンハイド
わかってはいたんですが、ストーリーの中盤でアイアンハイドが倒れるシーンはもう涙なくしては見られません。
あのアイアンハイドがまさかあんな死に方を!?
個人的にはもっと戦場らしい戦場でその生を終えて欲しかったです。
ジャズの時にはその死を悼むシーンがありましたが・・・・兄貴には・・・・ない・・・・
・ラチェット
彼はある意味見ていて安心できるキャラクターですよね。
今回も正直表立っての活躍はないですが、ここぞという時には必ずみんなの傍らに。
リベンジの時にはなかったそういうあたたかい存在感を今回は感じました。
彼はお医者さん。だからそれでいいんだよってね。
・バンブルビー
可愛いです。
相変わらずラジオを使ってではありますが、よく喋ってくれました。
戦闘中の凛々しさと、サムといる時の可愛さのギャップは相変わらずです。
しかし物語がサムとバンブルビーのお話ではなくなってきたことで出番は格段に減りました。残念。
・サイドスワイプ
見せ場は減りましたが存在感はさすがです。
特に今回はアイアンハイドとのコンビがとても印象的。
ひと戦闘終えた後、アイアンハイドに
「授業は終わりだ」
って言われた後のドヤ顔が最高v
・キュー
ホイルジャックと呼ぶべきですか(笑
彼の登場そのものが初代ファンには嬉しいと思いますが、シリアスなストーリー展開の中で彼の言動、試作品の武器など、思わず口元が緩んでしまうこと間違いなし!!
でもね。敵の捕虜となった時に命乞いらしきことをするのだけは納得いかなかったですマジで。
・センチネルプライム
彼はオプティマスとは考えを異なることで袂を分かちました。
故郷のために必死なセンチネルにはちょっと心揺さぶられます。
なんかね。ヘッドマスターズのガルバトロン様みたいでしたよ。
そして彼のセリフにとても感慨深いものがありました。
「人間共が我々を『機械』と呼ぶのには我慢ならん」
切なくて深いセリフです。
そしてこれだけは言える。私は彼の行いを裏切りとは呼ばない。
・ウィーリーとブレインズ
リベンジでいうツインズ的ポジション・・・なの!?
画面中をちょろちょろ走りまわってくれますが、なんだかんだで一番活躍したんじゃないのかなーと思ってます。
口は悪いし、ガラも悪いですが、戦う意欲はみんなに負けてない。勇敢でした。
そうですよ。彼らがいなければ人間は勝てなかったかもしれない。
お前ら可愛いすぎだ。生きてるんだったら今すぐうちに来い!!!
☆ディセプティコン☆
・メガトロン様
彼の初登場シーンは西部劇のような哀愁がありとてもカッコよかったです。
なのにオプティマスの敵役というポジションをセンチネルにとられてしまったのが無念。
そしてプッツンしちゃったのでは!?と思われるシーンがあったりして、まさかコレってガルバトロン様!?と色々想像してしまいました。
大いなる企てはあったようですが、リベンジ以後弱りきったらしいメガトロン様がとても痛々しかったです。
カーリーの口車に乗せられたりもしちゃうしね。
破壊大帝らしい力強いシーンがあまり見られなかったので、あるいはメガトロン様ファンには悔しい展開かもしれません。
少なくとも私は悔しかったですよ!!
・スタースクリーム
最後までスタースクリーム・・・かと思いきや。
実は一番らしからぬスタースクリームなのではないかと思えてきました。
彼はどれだけ愚痴ろうと、不平不満を口にしようと、結局最後までちゃんとメガトロン様に従っておりました。
特に初盤、弱りきったメガトロン様のそばに彼がいる姿はちょっと嬉しかった。
逃げなかったし!
裏切らなかったし!
そんなの全然らしくないけど・・・らしくないけど・・・・・カッコよかったぜスタースクリーム!!!!
ただしその最後だけはやはり彼らしかったです。そういうところも含めて見直しました。むしろ惚れ直したv
・サウンドウェーブ
片手にレーザービークを従えて、メガトロン様の隣に颯爽と立つ姿にドキドキしました。
喋らなくても、派手なアクションがなくても、彼は人一倍自己主張できる人材。絶対何かする!と思わせ目を釘付けにしてしまう。
そして何かする・・・何かする・・・・と思わせておいて・・・・・
気がつくとやられていた(白目
・レーザービーク
相変わらずの仕事っぷりに、登場するたび喜びの奇声を発してしまいそうでした。
ちなみにヘッドマスターズ仕様です(笑
フレンジー、ラヴィッジと一緒にサウンドウェーブを囲んでいるところが見たかったですね。
・ショックウェーブ
キターーーーー!!!!!
アメコミ風のショックウェーブさんだったらどうしようかと心配していたのですが、取り越し苦労で安心しました。
大胆な登場と容赦ない攻撃、ディセプティコンの幹部らしい重厚な存在感でした。
しかしそんな演出がかえって、「セイバートロン星のために慣れないことして一肌脱いでます」的な感じがして痛々しい(笑
そしてCMにも出てくるあの巨大な触手のようなものはショックウェーブさんの攻撃だったのか。
アニメでも防衛部隊を自分で作ったりしてましたから、今回のアレもそうだったのかもしれません。
実はこのへんはきちんと把握しきれていないので、もう一度ゆっくり観察してみたいところです
とにかく。
彼にはやはり永遠のお留守番参謀でいて欲しい!!!
ちなみに皆さんお忘れかもしれませんが、私はこれでもデストロンの兵士です。
我らの偉大なるリーダー、そして名のある諸先輩方の最後に、心からの尊敬と敬意を込めて黙祷を捧げたい気持ちでいっぱいです。
ディセプティコンがこれで終わりだとは思ってませんよ!!
いつでも駆けつける用意はできてますからねメガトロン様!!!!
※注
・上記はあくまで私の個人的解釈と感想ですのでご了承下さい。
・人間たちについてはあえて割愛させていただいてます。
・素敵なイラストの数々はマイミクのべにさんから拝借いたしました。ありがとうございますv
☆おまけ☆
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
樹/妄想参謀の決める勝手にアカデミー賞!!
ちゃらららーーん♪
・主演TF賞 オプティマス・プライム
これはもう文句なし。満場一致の受賞ではないかと。
・助演TF賞 レーザービーク
コンドルさんは実写でもやっぱりコンドルさんだった!!!
さて。おふたりとも今のお気持ちは・・・?
・・・えーっと。うん。とっても喜んでくれているみたい(笑
そんなワケでトランスフォーマーファン待望の3作目。
この記事を読んだことで、むしろイライラが募ったことと思いますが、あの謎もこの噂もその鬱憤も、どうか皆さまご自分の目で確かめて下さい。
脅威のトランスフォーマーワールドへの扉は
7/29(金)
に開かれる!!!
さぁ劇場に走れーーー!!もたもたしてるとショックウェーブが来るぞぉぉぉ!!!!
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↓裏切り診断・・・だと!?↓
http://cobs.jp/tu/transformers3/