浜崎あゆみのプレゼント

7月6日は、朝から友人の案内で気仙沼を周りツーショット写真撮影会を実施しました。被災地に住む人々の思いに触れながら、時として起こる住民と行政との衝突について説明を受けました。同じ日本人が、同じ街に住む隣人が、ただただ震災前の暮らしに戻りたいと願うことを、なんらかの理由をつけて、見過ごそうとする行政の姿勢が僕には理解できません。今後、行政に対して自分が何をできるのかをじっくり考えて行動することにしました。

一方で、少しでも街を元気づけようと自分の暮らしについてはそっちのけで、アイデアを持ち寄りできることから始めようとする気仙沼に住む若い方の心意気には深く感銘を受けました。この街には3.11以来、たびたびお邪魔していますが、政治家を志してからは初めてで、一層身の引き締まる思いを持った訪問となりました。お忙しい中、快く時間を割いていただいたみなさん、本当にありがとうございました。

その後仙台に入り、浜崎あゆみのライブを観覧しました。

ライブが開始される前には、必ずみんなで輪になって鬨の声(ときのこえ)を上げます。恒例であるこの儀式では、光栄にも発声の指名をいただき、ステージに立つ総勢50名近くに上るメンバーに活を入れさせていただきました。

「・・・仙台のみなさんに、嫌なこと全部忘れて帰っていただきましょう！行くぞ！」
「Ohhhhh!!!」

さらに公演終了後には、僕にビッグなプレゼント！浜崎あゆみ本人がツーショット写真企画に参加してくれたのです。早速ツイッターにコメント付で写真を載せてくれました。

アメリカなどの海外では、マドンナ、レディ・ガガといったトップアーティストが政治に関わる言動をすることは日常的です。しかしながら、日本ではどういうわけかタブーとされがち。そこへ古くからの友人とはいえ、足を踏み入れてくれた彼女から、現状を変えていこうとする彼女自身の気持ちと勇気をもらいました。

そして僕の中に感謝の気持ちと、何が何でも結果を出すぞ、という気概が大きく生まれました。

あゆ、ありがとう。期待には必ず応えます。

日本を宣伝します　伊藤ようすけ