オーストリア遠征が終わりました。厳密には、これから帰国の途につきます。
こんな感じの天気がとても多かったです。周り全部白！
天気がいい日に、チームメイトの富高日向子ちゃんと❣️
オーストリアの食事はとても美味しかったですが、それでもお米を食べると心も癒されました。尾西食品さん、ありがとうございました。
ウェイティングが続いてコーヒーを飲みました。の画。ビブ番号111でした😊👌
この遠征は、遠征最終日二日間にFISレースがあるので、試合のワクワクドキドキ感がずっとあり、それは選手冥利に尽きるというか、長い長いオフシーズンを味わう私たちにとっては、とてもいい感覚だと思いました。
この時期に標高2700メートルの全長265mのモーグルコースを滑ったのは初で、とてもいい練習になりました。
天候が悪いことがとても多く、自然の中で競技させてもらっていることを改めて感じました。
視界が悪い時は、いつも目印になるような木や葉っぱ、スプレーをまいたりしてもらえるのですが、ここは（標高が高いからか？氷河の上だから？）それが禁止されていて、雪の白とガスの白で目が回るような感覚でした。
試合1日目は、女子だけ一本滑ることが出来ました。この日も本当に視界が悪く、何度も予定時間が変更になりました。女子はなんとか全員出走しましたが、私の番の時も案の定見えなくて、ちょっと目の前の白さに酔いそうになったので、途中で棄権しました。
試合2日目は、男子だけ一本滑ることが出来ました。この日も視界が悪かったですが、前日より全体的にまだマシな雰囲気でした。ただ、男子が終わりに近づく頃には突風が吹いていたので、変わらず天候不良でした。
この二日間は試合期間だったので、いつもとは違う感じで迎えられました。その中での学びはとても多かったです。
長く選手をやらせてもらってますが、途中で見えないだめだ、と棄権したことは今まで一度もなかったです。
常に自分のベストを尽くし続ける努力をすること、が私の一番大切にしていることなので、今回はこれが自分にとってのベストの選択だったと思います。
スイス遠征で浮き彫りになった課題を１つずつ克服し、小さい一歩ながら前進出来ています。
前に進むことを大切にして、完璧を求めすぎず、今できる最善を尽くし続ける努力をしていきます。
次はフィンランド🇫🇮
つかの間の日本での調整をしっかり行います。
みなさまもより良い1日を送れますように。
伊藤みき
