すごく暑い雨季の始まり | 消極的カンボジア生活日記

消極的カンボジア生活日記

夫の夢に引きずられて、子どもが3歳から9歳までの間にカンボジア生活をした記録です。

カンボジアの季節を大雑把に4つに表現すると・・・。

すごく暑い雨季
暑い雨季
暑い乾季
すごく暑い乾季

もちろん一年のなかで朝晩だけは涼しく(25度くらい?)感じられる通称「冬」も12月~1月頃に2週間くらいあって、それは「暑い乾季」の中に入ります。

今年2012年の「クメール正月」(カンボジアのお正月)は4月13日~16日でしたが、一年で一番暑い時期と言われています。確かにクメール正月後の暑さは尋常ではありません。私は例年3月末またはクメール正月前の4月初旬に日本に一時帰国していたので、今年は初めてクメール正月以降も滞在しており、この強烈な暑さも、初めの経験だと思います。本当に暑い!です。

クメール正月頃から雨季が始まると言われていますが、確かに季節が変わってきたのを感じます。もくもくと大きな入道雲が空の縁にいくつもあって、全体に雲の流れが早く、いつの間にか空が真っ黒になって雷の音がし始めたと思うと雨が降るということが、もう何回かあります。朝、ひさしのない場所に洗濯物を干したまま、出かけてしまい、濡れてしまったこともありました。

ここのところの暑さで、停電も3月は一日に一回だったところ、クメール正月後のここ1週間は一日に2または3回以上あり、突然電気が止まって、それも何分、何時間の停電なのかわからないので、とても不便です。昼間ならまだ汗をたらしながらでも、明るいので本を読むとか、ピアノを弾くとか、笛を吹くとか、掃除をするとか、電気を使わずに時を過ごす方策はありますが、夜の停電の場合は、暑いだけで、何もできず、ただ耐えるという感じです。懐中電灯もあまり長く使うとバッテリーがもったいないかな・・・と思うので、必要な場所には小さいろうそくをつけておき、必要な家事にだけ懐中電灯を使い、あとは真っ暗で我慢です。昨日は私が家にいる時間だけでも3回停電があって、夜の停電は8時半から10時20分まで。なかなか厳しいものがありました。

電気のある生活というのは、本当に有難いものなのです。