久しぶりのブログになってしまい申し訳ありません

今日から、母親は入院して明日、抗がん剤の点滴予定です。

では、この間の様子を簡単に書いていきます。


2月19日 退院。

前日の血液検査では白血球値が再び1.6まで下落していたのですが、好中球比率がしっかりしているので大丈夫だろうとの主治医の判断で予定通り、この日に無事退院となりました。

又、以前のブログでも書いた、母親に人生初のコンビニおでん(笑)を下さったガン友さんの「Fさん」もフロアのエレベーター付近までお見送りに来て下さ、「お互いに風邪には気をつけて又、元気に逢おうね!」と笑顔で握手をして別れたそうです。


2月28日 通院日(CEA測定等)

この日は退院後、初めての通院日でした。

前回のブログにも書いていましたように、この日の結果如何によって、これからの治療が4thイレッサになるのか、新たな抗がん剤点滴になるのか、それともナベルビン・ジェムザールの14回目の点滴治療になるのかが決まる為、前日から母親は緊張した面持ちで過ごしたようです。

そして、病院に到着後、血液検査、レントゲン撮影を済ませた後、差し入れを抱えて何時も母親が入院している病棟に顔出しをいたしました。

先ず、向かった先は、ほんの一週間前にわざわざ、お見送りにきてくれたFさんの元でした。しかしながら、Fさんが居たベッドには他の女性の患者さんが入院されていて・・・。

母親は、最初は退院が早まって帰られたのかなと思い、顔見知りの看護師さんにFさんのことを聞いたそうです

しかしながら、
どの看護師さんも個人情報の絡みもあってか奥歯に物が挟まった言い方だったそうで、、結局、Fさんに差し入れを上げた後に行こうと思っていたMさんという同じ病棟のガン友さんの所に行きました。

そこで聞いた
Fさんのこの一週間余りの様子は、母親顔面蒼白状態にさせるには十分なものでした・・・。又、この後の診察直前に受ける血圧測定でも何時もと違う母親の数値・様子に看護師さんに驚かれたとその日の夜の電話では言っていました

Fさんの様子は結論から言うと抗がん剤の副作用で口内炎が出来ている状態で歯が痛みだし、院内にある歯科に治療へいったところ、抜く以外に既に治療がない状態とかで3~4本抜歯をしたまでは良かったんだけれど、口内炎の箇所か将又、抜歯をした箇所が原因なのかは分かりませんが兎に角、高熱を伴う感染症を起こされて、ナースステーションの隣にある、重篤な患者さん専用の個室に移されていかれたのこと

母親は、ほんの一週間前に笑顔で握手をしたのにとても信じられないとこの日の夜の電話で悲しげに言っておりました。

そして、この日の母親の検査結果はCEA数値は「12」上昇していたものの、母親の場合、この程度の数値変動は「現状維持」なので、3月もこのままナベルビン・ジェムザールを引き続き点滴しましょうとのことで、14回目のナベルビン・ジェムザール治療が決まりました(勿論、画像診断も変化無しというものでした)


3月6日 温泉旅行。

本当は3月の治療は4日入院の予定だったんですが、親父が、以前から、2月28日の検査結果が良かったら、大分、暖かくなってきたので又、気分転換の意味も兼ねて、旅行でも行こうよと言っていたこともあり、母親は一泊二日の予定で、実家から片道3時間ほどのところにある温泉地に旅行に行ってきました。

その日の夜に私の携帯に電話があり、ロープウェイや地獄巡り等もこなし、旅館の食事も美味しく完食したと嬉しそうに言っていたので十分、気分転換に繋がったようです^^


3月12日 本日入院。

先ほど、電話をしたら、主治医や看護師さん達から皆、「顔色が良いですね!」「ふくよかになられましたね!」と恐らく、今現在の母親が人から言われたら嬉しいと思われる言葉を次々に今日はかけられたと喜んでおりました。

私が、「ガン友のFさんは未だ、いらっしゃるの?」と聞いたところ、依然としてナースステーション隣の個室に入院されているとのこと。

母親に、次いで、「じゃあ、Fさんの部屋にも挨拶にいってきたの?」と聞いたら・・・・・。

実は、母親が入院していた先月の初め、遊びに来ていたFさんとの話題が、偶々、入院中のお見舞い客の話になった時に、Fさんも私の母親も、「最後」は家族以外の人のお見舞いはいらないと意見が一致したそうです・・・・。

母親は、「恐らく、Fさんは今の姿を他人に見せたくはないはずだし、私も未だに信じられないので見たくない・・・。私は、必ずFさんが個室から出てくると信じているので、出て来られたその時によく頑張ったねと挨拶にいくわ」と言って、今夜の電話は終わりとなりました。

明日からの抗がん剤治療、上手くいくことを祈るばかりです。



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