前回のブログにも書きましたように母親は今週の月曜日に予定通り入院いたしました。

今回の治療から、丸一年変則的ながらもお世話になったナベルビン・ジェムザールから他の抗がん剤治療に変更になるとのことで、入院前は、どんな副作用があるんだろうと母親は考えていたそうですが・・・・。


それでは、ざっと三日間の様子を書いていこうと思います。


2月4日 CT撮影とCEA検査と「抜歯」

この日は、入院手続きが終わるや否や前回、退院時に言われていたように胸部のCT撮影と、最近、足が重い感じがする等よく言っていたので、腰周りのCT撮影を早速いたしました。

結果は、胸部も腰周りも、前回同様に変化ナシというもので、主治医の診断によれば、足が重い感じ(違和感)がするのは、前回の脳のMRIでも今回の腰周りのCT撮影でも特段の異常が見当たらないので、やはり、今までの抗がん剤・放射線治療の後遺症考えるのが妥当でしょうとのこ

又、血液検査でCEAも調べてみたら、前回(1/25)から数値が上昇しておらず、今回の胸部腰周りの画像診断でも特段の悪化が見当たらなかったので、、結局、、予想外のナベルビン・ジェムザールの続行となりました^^;

まぁ、イレッサ服用中CEAが40~50上昇していてもそのまま次の診察日まで服用していたことが過去にあるので、薬が多少なりとも効いている間は同じ薬でというのは「現在の癌治療」では正しい選択なんだろうと思いますが、、、やっぱり不気味ではありますね。。でも、次に選択する抗がん剤が絶対に効くという保証がない以上は、この選択でも仕方がないという、、何ともモドカシイ、じれんまがあります

そして、この日は、これで終わりではなくて、、同じ病院内にある歯科に行き、上の奥歯の抜歯を行ったということです^^;

確か、、、ゾメタ点滴後の抜歯はこれで「二度目」になります。。

副作用として顎骨壊死の危険性があるゾメタを4年以上継続的に点滴していて、まぁ、上顎ではありますが、二度に亘る抜歯は、余り、同病の方のブログでもお目にかからないので、母親は貴重なヒトなのかもしれません^^;

その日の夜の電話では、冗談めかして、抜歯の歯は、ゾメタの影響を調べるために大学病院に「標本」としていったかもね(笑)と言いましたが、、果たして真相の程は・・・^^

、歯科医は、下の歯の抜歯も次回の入院時に、行いたい旨を母親の主治医を通して言ってきたそうです。。

以前、顎骨壊死が起こる可能性はゾメタだと下顎、ランマークだとそれが逆になって上顎だという情報をどこかで見た記憶があるのですが、母親の歯科医が、ゾメタからランマークに切り替わったのを確認して言ってきたのならば病院内の連携も大したものです。

母親に言わせると、近い将来動けずに歯磨きを自分で出来なくなった時のことを考えると、、少しでも今のうちに歯の中を綺麗にしておきたいとのことですが・・・・。


2月5日 ナベルビン・ジェムザール13回目

改めて振り返ってみると一年が経つのは、やはり早いですね。

去年の同時期は放射線治療と抗がん剤治療の併用でフラフラになりながらも母親は治療を本当に頑張っていたなぁと思いだします。

その時は、まさか、一年後の今も、同じ抗がん剤を引き続き使用しているとは、夢想だにしていませんでした。

今回で通算13回目となる変則的なナベルビン・ジェムザールの点滴前回からのランマークとの併用で、少しでも効果があることを祈るばかりです。

夜、電話をすると、早くも副作用の頭痛が現れていましたが、自分の足で抗がん剤点滴後、同じ病院内の歯科まで歩いて行く等、元気なので先ずは、順調な滑り出しかと思います(笑


2月6日 秘密の〇〇療法

先ほど、電話をしたら、今日は、仲良しのガン友さん(母親の目の前で倒れられて母親が必死で支えていた方です)が、差し入れのおでんを持って見えられたそうです。

母親は、67歳になるまでコンビニのおでんを店内で見たことはあっても食べたことはなかったそうで^^;、、、本日の人生初のコンビニおでんに、世の中、便利になったねぇ~としきりに感心しておりました(笑

そして、おでんのお礼に、その方が余り食欲がないとボヤカレテいたので、自宅から持ってきた「餅」で急遽、その方にきな粉餅を作って差し上げたところ、3個も美味しい美味しいと召し上がられたそうで、、お互いに楽しい午後の一時を過ごしたみたいです。

その時に、その方が、母親へ、「実は、私、主治医にも内緒にしていることがあって毎朝、一番最初の〇を飲んでいるんですよ・・・。」


母親は、「えっ!!」と驚いたそうですが、、その方曰く「奥さんは、私と違って未だ、痛みなんかがないから驚くんですよ。。私は、この○○療法をしてから、数値も下がりだしたし・・・」と秘密の告白をされたそうです^^;

まぁ、ビワ種とかと同じように昔からある民間療法の一種で、その存在自体は私も知っていたのですが、実際にしている人は知らなかったので、今回、ちょっと驚きましたが、その方も母親も、必死に頑張っているので兎に角、このまま順調に治療がいくことを願うばかりです!



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