個人的に色々と忙しく、大変、ご無沙汰をして申し訳ありませんでした。


前回(11/12)以降の母親の様子を簡単に言いますと、、、。

自宅療養中の二週間は、孫二人の発表会に出かけたり等、楽しく穏やかに過ごしたみたいです。最近の一番の悩みの種でもあった右足脹脛の浮腫み(リンパ浮腫)も、弾性ストッキングと医療用マッサージ器との併用により、かなり改善されて母親本人も大変ご機嫌でした^^

そして、11月26日に予定通りに入院して翌日の27日に通算で11回目となるナベルビン・ジェムザールの抗がん剤の点滴投与。

今回は、点滴当日に頭痛の副作用が現れ(翌日には解消)、翌日には関節痛の副作用が現れ、担当主治医も何時もよりも副作用の出現が早いことに驚いていましたが、その何れもが一日で解消されていったことに、母親の方は逆に驚いていました。

又、週明けの今月3日の血液検査では白血値が入院時の6.0から2.9まで下がり、本日の同検査に於いても、減少傾向は変わらずに、2.4まで下がっておりましたが、好中球比率がしっかりしているとのことでG-CSF皮下注射は前回同様、今回も未だ打っていません。

あと、先ほど、母親へ電話をしたところ、本日、ゾメタの点滴(本来予定日よりも3日遅れ)があったとのことで


さて、今回の入院は今日で11日目になるのですが、先週末に母親にとってはショックなことが起こりました。

夜、病室の廊下で仲良しのガン友さんと最初は、「あら~お久ぶりね^^」と話していたら、その方の目の焦点が段々と合わなくなり、その内、右手が震えだし、次には左手、終いには上半身が震えだしてきて、母親も自分自身も骨転移で骨が脆くなっていることも忘れて、よろめきながらも自分よりも体格的に大きい、その方を必死に支えつつ、看護師さんを大声でび続けたということがありました。

その方は、後で母親から聞いた話によると肺から脳に転移されている方で・・・・。

母親も最初は何が何やら分からずにビックリしていたのですが、段々と「事情」が分かるにつれて、もしかしたら自分も・・・と思い、その夜は中々、寝付かれなかったそうです。

只、母親が文字通りの火事場の馬鹿力で必死に支えた甲斐もあって、その方は、数日後、遠くからお見舞いに来られる娘さんと会うのを楽しみに無事に退院されていかれたとのこと。

そして、次の出来事は、、。

今週の月曜日の早朝、廊下の外から「いち、に、いち、に~」と小さいながらも聞こえてくる声に母親が目を覚まし、何事が起きたんだろうと思い、部屋の戸を開けてみたら、廊下の手すりを掴んで、隣の部屋の面識のない女性の患者さんが体操をされていて・・・^^;

結局、その方と母親が話し込んでいるうちに看護師さんがやってこられて、「未だ朝が早いので廊下で話すのは~~」と言われそれならば折角だからと、母親の部屋に入って朝の検温の時間まで更に色々と話し込んだそうです。

その方は、脳に腫瘍があるのを最初に発見、手術した後に、肺にも癌があるのが分かり、今回入院してきた患者さんでした。

しかも、今年の春に承認された「ザーコリ」を服用して三日目の患者さんでもありました。

母親の話によると、2~3%の確率の遺伝子検査に合格したまではルンルンで良かったんだけれど・・・酷い味覚障害と目が開けづらくなるという副作用がとても辛くて、もう服用するのは止めたいと主治医に訴えたら、最低でも1ヶ月は飲まないと・・・と逆に諭され、、家族の為にももう少し頑張ろうと思い直し、体操をしていたとのことでした^^;

母親は、自分のイレッサの時の経験を話し、「副作用が出ている時は、薬が効いていることの裏返しだから頑張らないと」と励ましたそうですが、、そののザーコリの副作用は、未だ母親の経験したことのないものばかりだったので、タルセバの時の皮膚障害も大変だったけど・・・・ザーコリも大変そうだねと言っておりました。。




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