またひとり贔屓の俳優が、、、 | 流離のロマンチストかく語りき

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何か書けと言われても、何と書いたらいいのか、、、、

とりあえず、暇な方は、ちょっとだけでもお立ち寄りくださいね。



おはよう!


土曜は、更新するのを休もうと思ってたんだけど、細川俊之さんの訃報が届いたので、少しだけ書くことにしましょう。





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以前もここで書いたと思うが、僕にとっては、昔から贔屓にしてる俳優の1人でした。


声優としては、あしたのジョーの力石徹で有名になったが、あしたのジョーを観てんなかった僕にとっては、たいした思い入れもない。


僕にとっての思い入れといえば、FM東京の月~金の昼過ぎに放送されてた細川俊之のワールド・オブ・エレガンスだった。


この番組は、高校時代に、よく聴いたものでした。


そうそう、先に言っとくけど、この際、どうして平日の昼過ぎの放送を高校生のお前が頻繁に聴けたんだ?というツッコミはしないように!


学生という環境的に、断続的に聴いてたのは、やっぱり夏休み中ってことになるんだけど、エアコンを効かせた自室のベッドに横たわり、サイフォンでコーヒーを沸かしながら聴いてたことを思い出します。


その頃のことを思い出すと、今でもオープニング曲をバックに細川氏の語るキザっぽい台詞とコーヒーの香りの記憶がセットになって蘇ってきます。


俳優としては、ミュージカルに興味がなかったことも有り、然程の興味も湧かなかったけど、ミュージカル以外の舞台の方は、結構観てきました。


沢田研二さん主演の悪魔のようなあいつ(1975年)というドラマでは、人形を背負ったヤクザ役で出てましたが、悪役商会等の強面とは、また違った怖さが有った。


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とは言うものの、実は、まだそこまで観終わってないんだよね。


思えば、このドラマもずいぶんと長く観るの中断したままにしてた。


昨年に、チョコっと観始めたんだけど、また直ぐに中断。


僕が一番好きだったのは、20年位前に新宿の紀伊国屋ホールで観た地人会主催のコメディーだった。


それにしても、何処かの新聞に、ドラマ「家なき子」では、主演の安達祐実(29)扮する少女に亡き娘を重ね合わせる狂気的な美術評論家を怪演、新境地を開いた、、、なんて書いてあったけど、あんな子供騙しのドラマに出て新境地を開いたなんて、失礼にも程が有る!


この記事を書いた奴が、どれほど芝居を観てるか?


転倒して頭を打って亡くなるなんて、老人みたいで(年齢的には老人なんだけど)寂しい。


けど、近年、時々テレビで観掛けると、滑舌も悪く、歩くにもヨタヨタした感が見えたので、転倒死と言うのも頷けるような気がする。


そんなわけで、今日は、1990年に細川さんが主演した映画飛ぶ夢をしばらく見ない(1990年)を観て故人を偲びたいと思います。流離のロマンチストかく語りき


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