いよいよ僕の月である6月も最後の1日となった。
だからって、特にどうってこともないんだけど、、、
まあ、今日は、ワールドカップの話題をふらないわけにはいかないだろう。
真面目に書けば、実力以上のものを出せたと思うし、運と言うか勢いも手伝っての結果だったと思う。
しかし、贔屓目なしで冷静に分析をしてみれば、実力以上のものに後押しされてる時であれば、いわゆる一流と呼ばれる選手やチームだったら、絶対に勝たなければならない。
特に、PK戦まで持ち込んだのであれば尚更。
今回のように、救世主とも呼べるゴールキーパーの出現と言い、鉄壁のディフェンス陣と言い、幾つもの幸運が重なった結果の大躍進だったわけで、こういう機会は、そう何度も有ることじゃない。
下手すれば、千載一遇の機会だったかも知れない。
サッカーは、野球なんかに比べて新陳代謝が早いスポーツだ。
例外を除けば、殆どの一流選手は、20台でナショナルチームから去って行く。
サッカーは、普段殆ど見ないから、本人が本音を言ってるかどうかは知らないが、中田英寿が20台で引退したのも、次の大会に代表になれたとしても、自分のピークがとうに過ぎた年齢になるし、思うような戦いが出来ないことを悟ったからだ。
比較的長く働けるMFでさえそうなのだから、FWとなると尚更のこと。
今回出場した選手の殆どが4年後は、ピークを過ぎてるだろうし、4年後に今回のメンバーの多くが含まれてるとすれば、逆に言えば、それだけ若手の成長がなかったということにあんる。
今回のワールドカップのメンバーが発表される際に、三浦知良を選んで欲しいみたいなことを言ってるようなマスコミやサッカーファンに対して、嘲笑うくらいの次元にならなければ、サッカー先進国にはなれないだろう。
そんな一生に1度、訪れるかどうかの機会に、終わってみれば、良い試合だったけど残念だった、、、では、それこそ戦前の日米野球で、若干17歳の沢村栄治がルースやゲーリック等の伝説のメジャーリーガーを相手に、1-0で惜敗した時のまま。
一流のプロを相手に、アマチュアや格下が頑張ったけど、終わってみれば惜敗してたという、或る意味で、日本のスポーツの伝統的結果?だったように思える。
本当に日本が強くなったと思える日が来るとすれば、今回のような試合で勝った時。
けど、それはいったい何時の日か?
20年前のアマチュア時代ならそれでも良いんだろうけど、日本代表も全員がプロなわけだし、年俸だってパラグアイの選手の平均より高いのだから、何時までも、頑張った!惜しかった!良くやった!4年後が楽しみ!で終わってては、先に例にあげた戦前の沢村栄治の惜敗と同じで、4年どころか何十年経っても変わりゃしない、、、と言ったら厳し過ぎるかな?
プロは、結果が全てだし、一流の選手やチームは、ああいう試合では、必ず勝つもの、、、という、定義を抜粋して照らし合わせてみれば、残念ながら、そのいずれもに合致してないのが日本チームの実情。
おそらく、殆どの人たちが、褒めてるだろうから、ひとりくらい切り口を変えたことを書いても良いんじゃないかと思って、敢えて書いてみた。
決して、貶してるわけでも苦言してるわけでもないので、文句を言ってこないでね。
と言うところで、ワールドカップの話はおしまい。
さて、明日から7月だ。
明朝、起床して書斎に入った際には、僕らの学生時代の洋楽趣向バンドの定番、ユーライア・ヒープのJuly Morning(邦題:七月の朝)が入ってるLook At Yourself(邦題:対自核)でも流すことにしよう。
もし、レコードやCD等を持ってる人は、明日の記述を読む際に、流しながら読んでください。
書いてる側の気持ちや背景が判ってもらえると思います。
な~んて、期待させておいて更新しないのも俺らしいか?