今回は少し内容が前後しますが、(どうか温かい目で見てくださいませ)
前回でご紹介した弊社秘書(斑ニャンコ)の手によって仕上げた
「1/72 F-14トムキャット」の下地には例の『白いプライマー』をつかいました。
エアクラフトグレーの成型色に1回塗りでこの隠蔽力。
また、胴体部と機首の継ぎ目に「赤いパテ」を使ったので、
うっすらと跡が判りマス。
可変翼機なので羽を広げて塗った後、閉じると塗り残しが出て来てます。
(色の違いがお判りになるでしょうか)
このプライマーも『プライマーZ』同様、
塗料の乾燥が早く粒子が細かいので、
関節などパーツを組んだ後でも、塗装が可能です。
そして、2度目は基本塗装を考えながら、発色を良くしたい所を中心に
ざっくりとかけて仕上げます。
(細吹きノズルを採用してますので表面が荒れる事なく塗装出来ます)
ベースホワイトにプライマーが利用出来るって便利だと思いませんか?
さて、ソウコウして仕上がった
斑ニャンコ仕様のF-14トムキャットは「この様なカラーリング」に。
秘書はこれだけに満足せず「滑走路あるとええなぁ」と言うので
アドバイスし、この様な滑走路が出来上がりました。
MDF(100均で買って来た)を
エアテックスの新カラーで着色して甲板に見立てます。
ウェザリングマスターで少し汚し塗装を施しました。
*白いラインはプラペーパー0.1mmを
ステンレス定規を使って切り出して、接着剤(アクリアスティック)で貼付け。
タミヤモデルファクトリー新橋店で開催の
「女子フェスティバル」に展示されてるかもね(斑ニャンコ談)
ちょっと脱線しましたが、「白いプライマー(試作品)」を
レジンパーツに塗ってみました。
今回ご登場頂いたのは、海外で買って来たレジンキット。
ラットフィンクの生みの親で、
アメリカンカスタムカー界の重鎮だった エド・ロス氏のフィギュアパーツ。
成型色はアイボリーで、左半分にホワイトプライマーを塗装。
もちろん表面についた離型剤を洗浄してからの作業です。
24時間乾燥後、カッターで格子状に傷を入れた後、セロテープを圧着。
勢い良くはがしてみると剥離は一切有りませんでした。(いい結果です)
次に、ソフビキットへプライマーを塗装。
オレンジっぽい成型色に5分間隔で2回吹き付け。
「プライマーZ」なら全く問題ない素材なのですが、
スタイルが細いフィギュアの軟質PVC(ソフビ)は
温度変化によって、経時変形が起きる厄介な素材です。
で、同じ様にセロテープを貼付けて...
剥がしてみた結果ですが若干、剥離が有ります。
長く保管していた素材なので、(しっかり洗ったはずなのですが)
内側から染出る成分(油分)が少し残っていた様です。
つぎに、マスキングテープではどうかと思い
大きく貼付けた後、スジボリに合わせてカッターで切り目を入れたあと
不要部分を剥がしてみました。
塗膜の剥離はありません。
引き続き、プライマーZ(ホワイト・仮称)を試用して参ります
ご期待ください!