脚光を浴びだしたOpenID | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

@IT にてOpenIDの特集が組まれています。

また、同じく@ITの記事 でOpenIDに対応しているWebサイトの延びを表すグラフが掲載されています。


マイクロソフトがサポートすると明言した辺りから注目が集まりだしていますが、Web2.0の流行の中で様々なサービスが次々に生まれており、それらを個別にアカウントを作って利用するというのはユーザーにとって利便性が低下する事なので、サイト運営者にとってこういったOpenIDの認証方式に対応させるということが注目浴びている要因なのかもしれません。


しかしながら、日本のサービスでOpenIDに対応しているものはまだまだ少ないのが現状です。

メジャーどころでは、ライブドアやMovable Type、Choix辺りでしょうか。

その他のWeb2.0系の主流なサービスは、独自の認証方式をAPIとして公開していたりしているのが現状です。

既存のサービスに対応させると言う点で手間がかかるのはよくわかるのですが、早くこういったオープンな認証方式に一本化されれば利用者にとっては嬉しいニュースになりそうです。

アカウントを作らせてユーザーを囲い込むという時代はもう終わったんでしょうね。


OpenIDの利用(設定)方法等については、上記の@ITのサイトか私の方で以前に書いた


OpenID - URLでユーザー認証する「OpenID」の発行サービス -


も参考にしていただければと思います。



2007.11.04 追記

はてなのサービスもOpenIDに対応したようです。


他社サービス利用者でもはてなスターが利用可能に / @IT


サービスの利用促進という意味では、自サービス内にアカウントを作らせるより、こういった世界共通IDを既に持っているユーザーに、利用を促す方がより簡単に行えるでしょうね。

利用する側も面倒なアカウント登録の手間を省けますし。