九死に一生を得る
なんとも危ない響きですが、小職、ここ2か月SNSからも遠ざかっていました。その理由は・・・
実は、脳梗塞を発症して、考えれば考えるほど危ない橋を渡っていたんです。
意識を失ったのが、8/10の夜9時ごろ。私は、一人暮らしですから、いわゆる早期発見なんて可能性もないわけで。
ちなみに、テレビなどのせいで脳梗塞って頭に痛みが来るイメージありますけど、ありませんからww 軽いのは痛くもかゆくもないし、重いのは感じる前に意識を失っているからだそうです。
ただ、私の場合、翌日に別件で病院に行く予定だったのが気になったのか、朝の6時に目が覚めたんです。しかも、なぜかすごく心地よい。久しぶりにぐっすり寝れたよな、って感じで。
おかしいのは、起き上がれないんです。え?おかしいじゃん!ってなったんですが、寝ていたのはリビングのフローリングの上。体がパキパキになっていて。フローリングなめたらあかんな、と思う反面、いいネタできたくらいにしかこの時点では考えておらず・・・(のんきなやつ・・・)
病院に行きたいんですが立てないのでもがくこと5時間くらいでしょうか。突然、誰かが家を訪問してきて・・・娘でした。まあ、病院行くって言ってたので気になって連絡入れてたそうです。でも、オヤジからまったくレスがない。これはおかしい、となって来てくれたそうな。(日頃からクイックレスポンスは大切ですよ。こういうときに役に立つww)
その時点でも、「立たせてくれ。風呂で汗流すから。」と言ったんですが「アホ!」と一蹴。救急車で病院へ直行で。
救急の医者は「脳に異常は見られない・・・」と言ったので、娘たちが激怒(したそうな。私は別室でしたから)。「足にマヒが出てるのに脳に異常ないわけないやろ。早くMRIせんかい!」(ちなみに娘は二人とも医者です。)
そして、MRIをしたところ脳梗塞が見つかったという顛末。持つべきものは娘たちですなあww
ただ、通常は、早期発見して、詰まった血管を開通させて治療に入るというのが脳梗塞。私の場合、どういう奇跡が起きたのかはわかりませんが、医師が笑いながら、「あなたの場合、自然に血管が開通しているので、ほとんど脳内出血がないんですよ」と。脳の専門家でないと見逃すもんなんでしょうか?(娘たちは、これでわからんかあ、とあきれてましたがww)
おかげで、左足首が動きにくいという麻痺は残っているんですが、それ以外まったく麻痺症状がなく、歌もギターも何の支障もなく(娘たちにアホと言われましたがww)、リハビリを重ねてようやく本日退院してきました。
まあ、自然に開通しなければ、これを書いていることもなかったでしょうし、何かやり残したことがあると感じていたんでしょうね。それについては、次回のブログで。
とりあえず、お会いするときには杖をついていますので、以前ほど早くは歩けませんが、今まで通り仲良くしてやってくださいませ!しばらくは、「安楽椅子探偵」ならぬ、「安楽椅子弁理士」ですww
コミュニティって・・・
コロナのせいというか、おかげというか、実際に人に会うことの大切さがビジネスで再認識されてきた感があります。それに伴い、様々なコミュニティが立ち上がっているようです。ただ・・・
コミュニティの立ち上げ時には、やはり主体となって動く方(仮にリーダーと呼びます)の魅力にメンバーが引き付けられて集まってきます。もちろん、様々な種類の魅力があるでしょうけど、ここで問題が生じます。
一定以上メンバーを増やそうとすると、リーダーの負荷が当然のことながら増えてきます。そこで、様々なメンバーに代役をやらせようと画策するのですが・・・・それが上手くいかない例が続出しています。
理由は単純です。属人的要素による集まりですから、そこからそれ自体が消えれば当然のことながら人は離れていきます。良くメーカ出身の経営者の方が言うのが「人にやらせてなんぼ」という言い方。でも、それはモノがあるからで、コミュニティのようにモノ自体がないサービス業(業と言っていいかな?ww)だと人そのものが変われば無理なんですよ。
例を挙げるなら、リーダーが主催するイベントには人が集まるけど、メンバー主催だと集まらないとか。コミュニティだと、特に「面白そう」。「役立ちそう」だからという理由で集まるので、何のブランド力もない方が主催したって、集まらないのは自明の理ではあるんですよね。
だから、方策って2つしかない。1つは、一定以上人を増やさないこと。そういうコミュニティは自然とメンバーの質も上がり、メンバー主催のイベントでも人が集まりやすくなる傾向にあります。
もう1つは、イベント数をやたら増やさない。これならリーダーの負担も増えないので安定して人を集めることができます。
ただ、いずれも「コミュニティで稼ぐ」という目的にはそぐわない。そう考えると、コミュニティで稼ごうとすること自体が邪道と言えなくもないのかと・・・www
私が「紹介」を警戒する理由
私の周りの士業の先生方、二言目には
「紹介だけで仕事が回るようになりたい」
とおっしゃいます。要は、営業したくないということなんでしょうけど、紹介だけって怖くないんでしょうか?
私も昨年、某士業の先生からの紹介で引き受けた案件があったのですが、「これで進めましょう」となってから突然なしのつぶて。連絡したら、その担当者が退職とのこと。引き継がれた方を、と言っても、そんな話があったことすら聞いていないと。
後日、本人から連絡があったものの、「時期尚早ということで・・・」というので、「退職してる方が言う言葉じゃないでしょ」と一喝!
その会社、紹介された方の父親も顧問で入っており、文句は言ってみたものの、こちらもなしのつぶて。親子ですね・・・苦笑
要は、人に紹介するなら、その人ときちんとした人間関係を築いたうえで、いい加減な人間を紹介するな、ということなんです。紹介だけに頼って経営していたら、こんなのばっかが集まって来るかと思うとぞっとします。
士業の先生だからと甘い顔をしてしまったのが間違いだったので、これからは以前にもまして厳しく精査しなきゃww その労力考えたら、営業する方が楽だと感じてしまうのは私だけ?ww