まいど!今週のヨサゲなものは1つ!

 

腕時計バンド型ウェアラブル端末『wena wrist』販売開始。FeliCa決済、着信通知、活動量計機能を搭載

 

ソニーは、腕時計バンド型ウェアラブル端末『wena wrist』を発売したそうです。

記事にもある通り、SONYのクラウドファンディングサイトFirst Flightにおいてプロジェクトが実施されていた製品で、めでたく一般販売が始まったようですね。

 

この『wena wrist』を「スマートウォッチ」と呼ぶのかどうかは微妙ですが、機能を絞ってより使いやすくしている点では、「スマートウォッチ」の一つの方向性を示したといえるのではないでしょうか。

 

ご覧頂ければ分かる通り、『wena wrist』はApple WatchやAndroidWear搭載ウォッチのように時計部分には、一切液晶表示がありません。出来ることといえば、電子マネー機能、通知機能、ライフログ機能と「時計」本来の機能のみです。

 

ただ、ブッチャケ、スマートウォッチの普及状況を見る限り、

 

「スマホ見ればいいんじゃね?」

 

と思っている方がかなり多いと思われ、スマートウォッチの訴求ポイントが曖昧になっているとも思われます。

 

その中で「なんでも出来ます!」から、「これしか出来ません!」への転換は、かえって訴求ポイントとして優れているのかもしれません。

 

特にiPhoneが異常な普及率のこの国では、

 

「iPhone使ってるけどおさいふケータイ機能も使いたい」

 

という需要はかなりあるはずで、その需要を取り込めるかも知れません。

 

だからこそ「見た目」にはSONYもかなり拘ったようで、時計のムーブメント部分はシチズンさんがお作りになられているので、「時計」としてのデキは折り紙つきですね。

 

ただ、お値段はChronographがシルバー(5万9800円)とプレミアムブラック(6万9800円)、Three Handsはシルバー(4万2800円)、プレミアムブラック(4万9800円)、ホワイト(通販限定、台数限定色、4万3800円)と全てそれなりの価格なので、簡単に買える金額でも無いですね。拘った結果なのでしょうが・・・

 

iPhoneをご利用中で「おサイフケータイが使いたい」と言う方は是非ご検討になってみてはいかがでしょうか?

 

では、また来週!