キャッシュバックのチクリ窓口を総務省が設置なんて・・・

ナンカ違う・・・

ケータイWatchの記事に、 盛り過ぎキャッシュバック教えて～総務省が窓口設置、端末割引のガイドラインも てのがありました。

総務省は、スマートフォンの販売価格に関する取り組みとして、行き過ぎた額でのキャッシュバックや割引が実施されていた場合に、ユーザーからの情報を受け付ける窓口を設置するとともに、携帯各社に対して示す“端末価格の割引に関するガイドライン”の案を発表したそうです。

詳細は記事に譲りますが、0円端末の販売抑制や通信料低減へのベクトルがなんか違う方向に向いてる気がしますねぇ。

以前本ブログでも書きましたが、お上の当初の思惑として、あまり通信を使わない層への安い利用料金を新設してユーザーへ幅広い選択肢を提供するとともに、端末の過剰な販売競争を抑制するために実質0円端末などを止めさせることでキャリアの利益も確保する的なことだったはずです。

ところがキャリアから出てきた施策は、通話放題プランが必ずセットされる通話ARPU絶対確保の上での1GBプランのみですよ。おまけに今回のゲシュタポのような密告制度なんてねぇ。ナンカ違うでしょ。

これがユーザーのためになる施策なんですか？

キャリアは正直、痛くも痒くもなくてシワ寄せが来るのは、販売店とユーザーじゃないですか。やはり「お上」がしゃしゃり出てくると、あんまりいいことないような気が・・・