認可されてから買っても遅くない・・・

INTERNET Watchの記事に、 11ac技術搭載無線LANルーターは買いか? ロジテック「LAN-WH600ACGR」 てのがありました。

現在、総務省で認可待ちの無線LANの新規格IEEE802.11ac(以下11ac)を早々と搭載したロジテックさんのルーターの記事です。11acがどんな規格かはテキトーにググっていただくとして、当然ながら無線LANルーターだけ変えても、子機側が対応してないんじゃ何の意味もないわけで、記事の結びにもある通り、今あえて買う必要はないわけです。

ただ、晴れて総務省の認可が下りた場合、現状の2.4GHz帯の飽和状態を考えた時、11acを導入する意味は大いにあります。

中の人は仕事上、あちこちで無線LANの電波拾ってるわけですが、とにかく都内中心部の場合、無線LANの電波を拾えないところを探すほうが難しいくらい、いや電波を拾えないところなんて多分無い!と言えるくらい2.4GHz帯の電波は飽和状態です。

御存知の通り、2.4GHz帯のチャンネルは14ch(実質的には13ch)しかありません。そしてそのチャンネルはかなりの部分で重複していることもご存知のとおりです。そして、利用しているチャンネルが被れば干渉が発生します。

ぶっちゃけ、現状の都内中心部の環境では干渉しないチャンネルを探すほうが難しい!もう都内の無線LANで2.4GHz帯を利用して干渉無しのまっさらな環境で利用するのは無理な状況なんじゃないかと思います。

そこで、この11acが認可された暁に利用すれば、当面は干渉問題からは間違いなく開放されるでしょう。あくまで当面だけどね。もちろんスピードも2.4GHz帯よりアップすることは間違いないですね。

現在、無線LANの接続が遅いとか、不安定だとご不満のお客様は、11acが認可されて、親機・子機セットなんかが発売されたら、そちらをご購入いただければ快適な無線LAN環境が当面は維持されると思いますよ。

認可は3月頃との噂・・・それまでは無線LAN機器は買わないほうがいいかもしれません・・・