昨日家族で「てるさひ」いただきました。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。

 大晦日、家族で紅白歌合戦を見ていたらチャイムがなり、宅配便のお兄さんが荷物を届けてくれました。荷物は、お肉。兵庫県で但馬牛を育てている田中畜産さんからお肉を注文したのが届いた。

 田中畜産のカズマとモー子というニックネームの夫婦は、僕が勉強しているエクスマ塾生の2人で但馬牛の放牧敬産牛肉という牛を育てている。(後で説明します)

 以前、SNSでお肉の販売をすると知り買うと決めてましたが、ちょうど発売開始の日は残業で帰宅が遅くなりパソコンを開いたらほぼ完売。。。

「マジかっ!すげぇな~」と思ってホームページを眺めていたら、ランプのお肉が家族分残っており何とか買えたのだ。それぐらい、多くの人がお肉の販売開始を待っていたようだった。

お肉と一緒に 分厚い小冊子が入っていた。

旦那さんがカズマで、奥さんがモー子。これを表紙の写真にするとは・・・(笑)


小冊子には、田中畜産のこと、放牧牛肉と放牧敬産牛肉のこと、牛がお肉になるまでの話、但馬牛の話が詳しく書かれている。

『放牧牛肉』は子牛の時からお肉になるまで粗飼料(草)のみで飼育した牛です。

『放牧敬産牛肉』は放牧牛肉のように生まれてから放牧や国内飼料のみで育ててはいません。一般の牛と同じように輸入飼料も食べ、牛舎で3~10年母牛として活躍してきた母牛(経産牛)です。このお母さん牛をお肉にする直前(6~8ヶ月間)穀物飼料で仕上げるのではなく、放牧のみで仕上げた牛肉を放牧敬産牛肉といいます。

牛がお肉になるまでの話もめちゃ詳しく書かてれます。

僕が田中畜産さんのお肉を食べたかった理由は、但馬牛でも放牧敬産牛肉でもありません。

今までこんな事をやっている人、いや牛肉は見たことがなかった。

食品を扱っている僕にとって衝撃的だったのはコレです。

牛に名前をつけて販売していること

めちゃ衝撃的でした。

動物、いや家畜に名前を付けるのは普通ですが、精肉としても名前を付けているのです。

カズマとモー子というエクスマ塾生を知り、彼らが畜産をやっているのでホームページを見た時に見つけたのがコレです。

お肉になった牛たち

※ホームページに飛びます。

ここにはこれまでお肉になった牛たちが紹介されています。エピソードも書かれているし。

もう、なんと言うか、こういう価値の伝え方があるんだと。

すでにエクスマじゃねーかって。


中には「かわいそう」とか思う人もいるかもしれないけど。そういうヤツに限って完全菜食主義じゃない。僕らは生き物の命をいただいて暮らしているのだ。

牛舎で5~10年も育ててきた牛です。名前で呼び、愛情をもって育ててきているでしょう。

そんな牛たちをお肉として世に出すのです。

そんな牛を食べると本当に「いただきます!」と思うのだろうと思ったのだ。

だからどうしても食べてみたかったのです。


僕はご飯を食べる時に「いただきます」と言うが

それは作ってくれた妻や料理人に対して「いただきます」や「ごちそうさま」といっているのであって、これから食べる命に対して「いただきます」とは正直思っていない。

頭の中では生き物の命をいただくこととは思っているが、そんな気持ちでなったのは自分で釣った魚を食べる時ぐらいだった。そういう意味では大切なことをふと彼らから思い出させてくれたのだ。

商品ラベルにも名号「てるひさ」って表記してある。

屠畜された枝肉(頭部,尾,四肢端などを切取り,皮や内臓を取除いたあとのと肉体)を彼らは各部位にカットして直接販売している。ここも強みです。

精肉店に卸すのではなく、


さて、自然解凍してドリップを抑えての万全で「てるひさ」を家族で食します。

溶岩プレートは我が家にはないのでホットプレートで。

この厚さの肉は我が家にとってなかなか見られません。ってか初めてです。(笑)

ランプの肉なので柔らかいです。放牧敬産なのでちょっと硬めなのかと思ってましたがめちゃ柔らかい。そして、甘い。これにはビックリ。脂身の無い赤肉でこんなに旨味があって甘いとは!

ステーキソースも用意していましたが、もったいないので塩(ホッティーの塩)のみで食べました。

塩をつけると余計甘みが増します。

但馬牛が凄いのか

放牧敬産牛が凄いのか

田中畜産が凄いのか

てるひさが凄いのか

うん、全部ですね。


2017年早々 いいモノをいただきました。

「てるひさ」ありがとう!

ちなみに「てるひさ」はメス牛です(笑)


たしか今月「ひなこ」を販売するようです。

買いたい人はカズマ、モー子のSNSをチェックです。

ホームページにFacebookの案内があります。

田中畜産HP

たぶん争奪戦だろうな~

また食べたい。