NHKの「ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ」は面白い。

次回が最終回だけどね。。。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。

 

◆サブカルチャーのコトバはタップして伝えるコミュニケーションになっている

前回のブログの続き・・・

6月5日にNHKで放送している「ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ」。この時のテーマは「コトバノパラレルワールド」。これが凄く面白かった。

 

1997年に発刊された小説家阿部和重の「インディヴィジュアル・プロジェクション」。

いまや誰もがどこでもない場所に立っており、情報の渦のなかで戸惑っている。

と描かれている。もう約20年前の話だ。

作家 阿部和重氏はインタビューで

「人は人としての文章を書けているのか?

ある文章を組み合わせているだけで書いていないかもしない。」

そんな事を言っていた。

 

阿部和重の「インディヴィジュアル・プロジェクション」は、音楽のようなジャケ買いをしたりした本が売れていた「J文学」と言われていた代表作である。

 

1995年にウィンドウズ95が発売され、ワープロからパソコンの時代に変わり

キーボードで叩いてコトバを出す時代になった。

 

当時、WEB日記といういわゆるブログが始まり

閉じられたオタクの世界で使われるコトバが生まれる。

 

「禿同」(「激しく同意」という意味)

「萌え」

「あぼーん」(「投稿削除」の表示)

など 主に2ちゃんねるでそんな言葉が使われていた。

 

可笑しいという言葉を「(笑)」で使うようになり

その後、「w」の文字になり ※warai

そして、

「草」という表現をする人も現れる。

「W」が草に見えるからと言う。

 

正直、僕はついていけない。。。

 

言葉はいうモノではなく

「見る」モノになったのだ。

 

言葉は見るというので思い浮かんだのが

LINEのスパンプだ。

番組ではスタンプの話は出てこなかったが

今では多くの人が使っている「見る言葉」だ。

 

90年代ではサブカルだった言葉が

形を変えて主流になっている。

 

キーボードを叩いて言葉を出していた90年代から

スマホをタップして見る言葉でコミュニケーションをしている今。

 

これからどんな風に変わって行くのか

SNSによってこれからも言葉は変化していくのでしょうね。

 

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