札幌の朝です。なんか雪の予報です。
コート持ってきてないけど・・・
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。

作り手が「売るチカラ」を身につけると圧倒的になる

仕事柄農家さんや農協さんの方とお話することがあります。
いろんな作物を作ってうちの通販で売るのです。

現場に行っていろいろ話を聞くのですが
作り手はプロですからいろいろ勉強されている方が多い。
土壌や肥料、栽培方法など
いろんなやり方があり
研究や勉強している方がいるのです。

でも、自然環境の中なので思うように行かないこともある。
特に今年は日照不足や場所や時期によっては干ばつだったり
昨年は良く出来たけど
同じようにやっても今年はダメだったということもある。

そんな事をして一生懸命作った農作物は
市場で価格が決められて「いい値」で取引させる。

僕はいつも
「作った人が、自分で価格を決められたら・・・」と思っていた。

そんな中
先日、こんな本を買って読んだ。
「直販・通販で稼ぐ年商1億円農家」

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マーケティング仲間が書いたということもあり
即買って読みました。

寺坂さんは富良野の農家さんです。
先代より引き継いだ農業ですが
当時はぜんぜん儲けがなく、苦しい環境を脱するために
「売る」勉強をしたのです。

「作る」人は
「作る」勉強はしますが(しない人もいるけど)
「売る」勉強はなかなかする人が少ない

「売る」ことを学び
実践していきました。

そして、「メロン」だけに絞って
市場を通すのではなく、直販だけに絞った。
その後、いろんな苦労をしていき
年商1億までにしていった話が書かれています。

北海道・富良野という地域ブランドと
メロンという高単価で売れる作物という点もありますが
農家さんにとってめちゃくちゃヒントがいっぱいあると思います。

昨日も十勝で仕事をしていましたが
「楽(らく)」しようとしている人は農協に出せば
自分が作ったものが雲隠れできるので
そういうメリットもある。
という話を問屋さんから聞きました。

確かに・・・

でも、中には
自分で作ったものに愛情と誇りを持っている人もいる。
そういう方は寺坂さんのような選択肢もる。

いろんな業界でも言えることですが
作る側は
売ることが苦手

まあ、だから我々のような仕事ができるんですけど。
でも、儲けがないので
作り手が日本からどんどん居なくなっては困ります。
後継者不足という理由の一つがコレ。
「儲からない。」(生活できない)
と言う。

ソーシャルメディアというコストがかからず発信できる
環境もあるのでますます直販という売り方は効果的になるでしょう。

売り方を学んで実践し
どんどん儲けて欲しいですね。

農家さん意外でも
オススメな本です。

直販・通販で稼ぐ! 年商1億円農家 (DOBOOKS)/同文舘出版
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