この季節は庭でも道を歩いても
いろんな花が咲き出しています。
心地よい風が吹いていて気持ちがいいです。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。

雑草でもいい~「花」は観手に咲く

我が家の外壁にオレンジ色の1輪の花が咲いていました。

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              ナガミヒナゲシの花

昔この花をポピーと思っていました。

実はこの「ナガミヒナゲシ」は外来種で
繁殖力が強く全国に広がっている。
アルカリ性土壌を好むと考えられ、
コンクリートによってアルカリ化した路傍や植え込みなどに
大繁殖しているのがよく見られるので
たぶん見たことがある人も多いのでは。

「ポピー」も「ひなげし」のケシの一種ですが
「ナガミヒナゲシ」は
園芸用の花ではなく、特定外来種にはまだなってないが
それに匹敵するぐらいの花なのです。

ふと、「雑草」と「雑草ではない」モノとの違いはなんだろう。と思った。

アスファルトの割れ目から咲いている
ナガミヒナゲシの花を観て
「キレイだな」と思って観ている人も多いのでは?


雑草の定義を調べてみると
①人間にとって不利益になる植物

水田や畑の雑草を放っておくと作物が健全に育たず、収穫量が減ったり、品質が悪くなったりします。また、雑草は害虫の住みかとなったり、人間の活動のじゃまになったり、景観を悪くしたりします。こういった人間の活動に不利益を生じる植物を総称して雑草と呼ぶという考え方です。 

②人間の活動によって絶えず攪乱される土地に生えてくる植物

人の活動する場所では絶えず土の表面が動かされています。例えば作物を栽培するために土を耕したり、道路や建物を造るために土の表面を削ったりします。そうすると、人手の入らない高山や原生林の中、原野などに生育する植物とは異なった種類の植物が生えてきます。こういったものを総称して雑草と呼ぶという考え方です。

※公益財団法人 日本植物調節剤研究協会 のHPより抜粋


人間の農作物や生活に害があるかどうかで
「雑草」扱いになるという事です。

でも、害があるかはその人次第。
野原一面に咲いているナガミヒナゲシの花を見たら
あなたはどう思うのでしょうか?


花は観手に咲く

室町時代の猿楽師、世阿弥という人が言った言葉です。

この「花」の意味。

世阿弥は能を観て美しいと思ったり、
すばらしいと感じたりする感動を、「花」と表現しました。
そして、その「花」は能を舞っている演者にあるのではなく、
観ている観客に咲く。


そう、ビジネスで言うと
あなたのお店やあなたの商品・サービスが
大手会社やライバル会社に比べてどうのこうのと思っていても
お客さんが「きれいな花」と思ってくれればいい。

お客さんが決めるのです。

例え雑草であろうが、一人のお客さんが
キレイな花と思ってくれる。

まあ、「害」があってはダメですけどね。

雑草でも花は咲きます。
そして、それを観て
どう思うのかは人それぞれ。

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昨日 庭の手入れをしていた時に見つけた紫色の雑草の花


だれにも見てもらえない

小さな小さな花ですが

いのちいっぱいの

自分の花を!!

踏まれても踏まれても

くじけることのない

雑草の花を!!

(by 相田みつを)


雑草の花でもいいじゃない
そんな事を思うのであった。


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