東京都知事選 山口敏夫氏の「五輪利権追及」小池新都知事に引き継ぐ | 一水会活動最新情報!

東京都知事選 山口敏夫氏の「五輪利権追及」小池新都知事に引き継ぐ

東京都知事選挙は、昨日7月31日に投開票が行なわれました。

弊会では、元労働大臣の山口敏夫氏を支持し、選挙期間中は応援演説、ポスター貼りなどのボランティアをさせていただきました。

  街頭演説を行う山口敏夫氏

結果は皆様も御承知のとおり、小池百合子氏が291万票以上を獲得して当選。山口敏夫氏は健闘しましたが約1万5000票獲得という結果に終わりました。

トップ3の小池、増田、鳥越各氏もさることながら、4位の上杉隆氏も17万9000票を獲得しました。
「知事給与ゼロ」など、明確で分かりやすいメッセージが有権者に支持され、結果的に票を伸ばしたものと思われます。

山口敏夫氏が、都知事選よりもずっと以前から主張し続けてきたのが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに関連する「五輪利権の追及」です。

都民の血税を無駄遣いすることなく、また、森喜朗氏をはじめ利権に固執し放漫な運営を続ける五輪関係団体役員を総退陣させ、新たな体制でのオリンピック・パラリンピックの開催を実現することを、都知事選の公約として掲げていました。

選挙期間中は毎日、新宿・小田急百貨店前で街頭演説を行ない、この問題について繰り返し訴えてきました。道行く多くの方々からは、励ましの言葉をたくさんいただきました。

その甲斐あってか、山口氏の主張は大手新聞、スポーツ紙などで連日のように大きく取り上げられました。当の森喜朗氏もついに耐え切れなくなったのか、7月25日の会見で、「オリンピックが都知事選の政争の具になっているのが極めて残念」と、恨み節ともとれる発言を行なったほどです。山口氏の動向が大いに影響を与えていることは、言うまでもありません。

結果こそ落選に終わりましたが、山口敏夫氏の「五輪利権の追及」という目的が、いずれ達成される可能性が大いに出てきました。

繰り返しになりますが、山口氏の目的は、選挙に出ることだけではありません。今後も追及の手を緩めることなく、公明正大でクリーンなオリンピック・パラリンピックの開催に向けて、広告代理店・ゼネコンの言うがままに増大する五輪予算の適正化と、森喜朗氏、竹田恆和氏をはじめとする五輪関係団体役員の早期退陣を求めていくとのことです。

また、小池百合子氏も選挙期間中、「東京オリンピック・パラリンピックの都関連予算の透明化」を訴えていました。当選後の会見でも、「予算の不透明なところを解決していきたい。費用の積算根拠を改めて出してもらう」と意気込みを語っています。東京都議会の運営透明化・予算の適正化実現とともに、大いに頑張っていただきたいと思います。