罰当たり熊野参詣 | 一水会活動最新情報!

罰当たり熊野参詣

 世界遺産にも指定され、今年の大河ドラマ『平清盛』でも度々登場する熊野に、とんでもない輩が...


MSN産経 「宗教を侮辱された」那智の滝登った容疑 世界的に著名なクライマーら3人逮捕

 和歌山県警新宮署は15日、世界遺産の「那智の滝」でロッククライミングをしたとして、軽犯罪法違反の疑いで、アルパインクライマーとして世界的にも著名な佐藤裕介容疑者(32)=甲府市西高橋町=ら男3人を現行犯逮捕した。

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(参拝客が撮影した、那智の滝と登攀中の佐藤容疑者)

 同じく世界遺産の熊野那智大社は、那智の滝をご神体として敷地への立ち入りを禁止。朝日芳英宮司(78)は「2700年の歴史上、こんなことは初めて。ご神体として祭られているところに入るなんて宗教を侮辱されたようなもので、宮司として絶対に許せない」と話している。

 ほかに逮捕されたのは、東京都国分寺市東元町の会社員、大西良治容疑者(35)と愛知県春日井市上田楽町の団体職員、宮城公博容疑者(28)。新宮署によると、3人は那智の滝の滝つぼ近くにある「立入禁止」の札がかかった柵を乗り越え、滝の約3分の2の高さ約100メートルまで登った。


 何と云うか、言葉が出てきません。

基本的には立ち入り禁止区域に無許可立ち入り。そこが宗教的に意味のある場所であること。

那智の滝は那智大社別宮・飛瀧神社が祀る飛瀧権現の神体そのもので、神に対する不敬。

世界文化遺産に登録された物件、すなわち人類が共有すべき普遍的価値に対しての冒涜。

己のしでかすことがどんなことになるのか、いい大人が三人雁首揃えて気付きもしないなど...

容疑者はアルパインクライマーとのこと。画像や文中からは確認できませんが、道具の使用も有り得るので、

ハーケンでも打ち込んでいようものなら本格的に許されない行為です。

 「現代日本人の神仏に対する信仰の頽廃」などと型にはまった言い方はしたくありませんが、

聖なる物・所とされている存在に対して、あまりに無頓着で不敬な振る舞いが目に付きます。

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左:昨年11月、少年3人に放火され全焼した清水次郎長ゆかりの静岡市の美濃輪稲荷神社。先日、神社側が再建費用1億2千万円の損害賠償を求める訴訟を少年らとその両親に起こす。
右:7月1日、大飯原発前で行われた反原発デモに登場した男根神輿の強訴?。大飯にそういう信仰・神事があるかについては聞いたことがありませんが、多分無い。

神仏が存在すること、歴史に触れることの意味について、しっかり考えて頂きたいと思います。
(世田)

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第128回 一水会フォーラム

日時・平成24年7月17日(火)/18時30分開場・19時00分開会

演題・一水会結成四十年企画 日本農耕文明に回帰せよ~社稷と祭政を考察~

講師・高野孟先生(『インサイダー』編集長)

場所・ホテルサンルート高田馬場 3階会議室