制御困難な技術への固執は共産主義と同じ
政府・電力会社は、必死で原発を安全だと喧伝していますが、いったん事故が起きれば国土に壊滅的な破壊をもたらします。
また、沖縄・普天間基地に配備されようとしているオスプレイは、これまで度々事故を起こしており、その安全性が不安視されています。
どちらも、事故が発生する蓋然性は交通事故などよりは低いかもしれません。
その「低さ」を頼りとしているのが、原発推進派であり、オスプレイ導入派なのです。
そして、なぜか「保守」を謳うメディアほど、原発を推進したり、オスプレイ導入に前向きだったりします。
日本の体感治安が悪化したり、阪神・東日本大震災で「安全神話の崩壊」を言い立てていたのは、そういったメディアではなかったでしょうか。
ところが、こと原発や米軍にかかわるときは、なぜか根拠が薄い「安全性」に期待してしまうのです。
そもそも保守を名乗るのであれば、人間の理性などというアヤフヤなものに期待してはならないのではないでしょうか。
そうでなければ、思想ではなく利権に衝き動かされていると思われてもしかたないのです。
また、利権もないのに、やたら原発を推進したがる人々もいますが、これは「脱原発運動は反日サヨクのもの」とでも勘違いしているのでしょう。
それはともかく、日本、というか世界では、完全に原発事故を防ぐ技術はありません。原発を受け入れるインフラそのものが存在しないのです。
インフラが存在しないところへ原発という制御困難な技術を導入するのは、いわば新幹線の車体とレールだけを荒野に敷設するようなものです。
そしてオスプレイも同じなのです。
百歩譲って米軍や安保が必要な立場に立ったとしても、オスプレイ導入には反対すべきではないでしょうか。
社会の要請よりも、政治的野心を優先するのなら、北朝鮮あたりの支配者と同類と言えるでしょう。劣化した思想を政治権力で社会に強制した共産主義者と同じなのです。（N）
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原発再稼働の前提となる耐性評価（ストレステスト）で、経済産業省原子力安全・保安院は１０日、九州電力川内原発１、２号機（鹿児島県薩摩川内市）、北陸電力志賀原発２号機（石川県志賀町）、関西電力高浜原発３、４号機（福井県高浜町）で、今月中に現地調査を行う方針を明らかにした。
保安院は、電力会社が提出した１次評価結果の妥当性を専門家からの意見聴取会などを通じて審査しているが、保安院が最終的な審査書案を聴取会に示す前には現地調査が行われる。現地調査は、審査を終えた関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）と伊方原発３号機（愛媛県伊方町）であったほか、現在審査中の北海道電力泊原発１、２号機（北海道泊村）で１２、１３両日に行われる。
ただ、９月までに原子力規制委員会が発足し、保安院が廃止されるため、泊原発を含め４原発の現地調査が今月中に終わっても、審査書案が提示されるかどうかは不透明な状況だ。（2012/07/10-20:27）
（時事ドットコム）
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山口県の二井関成知事は１０日、森本敏防衛相と防衛省で会い、米海兵隊の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイの岩国基地（同県岩国市）搬入について「安 全性が確認されるまでは認められない。政府の外交努力に期待している」と述べ、２４日にも行われる岩国搬入への反対を改めて伝えた。防衛相は「米国という 相手がある話だが、要望をできるだけ受け止めて努力したい」と語った。福田良彦岩国市長も同席した。 米軍基地を抱える１４都道県でつくる渉外知事会の代表として古尾谷光男神奈川県副知事も１０日、外務、防衛両省を訪問。岩国搬入や沖縄への配備、各地での飛行訓練計画に関し、関係自治体の意向を十分尊重するよう文書で要望した。 （2012/07/10-19:45）
（時事ドットコム）
また、沖縄・普天間基地に配備されようとしているオスプレイは、これまで度々事故を起こしており、その安全性が不安視されています。
どちらも、事故が発生する蓋然性は交通事故などよりは低いかもしれません。
その「低さ」を頼りとしているのが、原発推進派であり、オスプレイ導入派なのです。
そして、なぜか「保守」を謳うメディアほど、原発を推進したり、オスプレイ導入に前向きだったりします。
日本の体感治安が悪化したり、阪神・東日本大震災で「安全神話の崩壊」を言い立てていたのは、そういったメディアではなかったでしょうか。
ところが、こと原発や米軍にかかわるときは、なぜか根拠が薄い「安全性」に期待してしまうのです。
そもそも保守を名乗るのであれば、人間の理性などというアヤフヤなものに期待してはならないのではないでしょうか。
そうでなければ、思想ではなく利権に衝き動かされていると思われてもしかたないのです。
また、利権もないのに、やたら原発を推進したがる人々もいますが、これは「脱原発運動は反日サヨクのもの」とでも勘違いしているのでしょう。
それはともかく、日本、というか世界では、完全に原発事故を防ぐ技術はありません。原発を受け入れるインフラそのものが存在しないのです。
インフラが存在しないところへ原発という制御困難な技術を導入するのは、いわば新幹線の車体とレールだけを荒野に敷設するようなものです。
そしてオスプレイも同じなのです。
百歩譲って米軍や安保が必要な立場に立ったとしても、オスプレイ導入には反対すべきではないでしょうか。
社会の要請よりも、政治的野心を優先するのなら、北朝鮮あたりの支配者と同類と言えるでしょう。劣化した思想を政治権力で社会に強制した共産主義者と同じなのです。（N）
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３原発を現地調査へ＝志賀、高浜、川内の耐性評価－審査書提示は実現微妙・保安院
原発再稼働の前提となる耐性評価（ストレステスト）で、経済産業省原子力安全・保安院は１０日、九州電力川内原発１、２号機（鹿児島県薩摩川内市）、北陸電力志賀原発２号機（石川県志賀町）、関西電力高浜原発３、４号機（福井県高浜町）で、今月中に現地調査を行う方針を明らかにした。
保安院は、電力会社が提出した１次評価結果の妥当性を専門家からの意見聴取会などを通じて審査しているが、保安院が最終的な審査書案を聴取会に示す前には現地調査が行われる。現地調査は、審査を終えた関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）と伊方原発３号機（愛媛県伊方町）であったほか、現在審査中の北海道電力泊原発１、２号機（北海道泊村）で１２、１３両日に行われる。
ただ、９月までに原子力規制委員会が発足し、保安院が廃止されるため、泊原発を含め４原発の現地調査が今月中に終わっても、審査書案が提示されるかどうかは不透明な状況だ。（2012/07/10-20:27）
（時事ドットコム）
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安全性確認まで認めぬ＝オスプレイ搬入－二井山口知事
山口県の二井関成知事は１０日、森本敏防衛相と防衛省で会い、米海兵隊の垂直離着陸輸送機ＭＶ２２オスプレイの岩国基地（同県岩国市）搬入について「安 全性が確認されるまでは認められない。政府の外交努力に期待している」と述べ、２４日にも行われる岩国搬入への反対を改めて伝えた。防衛相は「米国という 相手がある話だが、要望をできるだけ受け止めて努力したい」と語った。福田良彦岩国市長も同席した。 米軍基地を抱える１４都道県でつくる渉外知事会の代表として古尾谷光男神奈川県副知事も１０日、外務、防衛両省を訪問。岩国搬入や沖縄への配備、各地での飛行訓練計画に関し、関係自治体の意向を十分尊重するよう文書で要望した。 （2012/07/10-19:45）
（時事ドットコム）
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■第１２８回 一水会フォーラム
のお知らせ
日時・平成２４年７月１７日（火）／１８時３０分開場・１９時００分開会
演題・一水会結成四十年企画 日本農耕文明に回帰せよ～社稷と祭政を考察～
講師・高野孟先生（『インサイダー』編集長）
場所・ホテルサンルート高田馬場
３階会議室