桜の花びらには山の神が宿る桜には山の神が その花びらに宿るという 散って田に下り稲作を守り 秋の収穫祭でまた山に送り返される 散る桜が美しいのは 神が降りてくるからなのか 目の前にひとひらの花が舞う つかの間の春