お達者！

雨が降るのかどうかはっきりしない空模様だったがわたしは「降らない」方に賭けた。


このお店に来るのは今年2度目。


あてに蛸やら、、


鱧おとしなんぞつまみつつ。


鮎の登場。骨はあらかじめ抜いてあって、頭を残すように指示される。


最近、鮎を頭から一匹丸ごと食べさせるお店が増えたけど、主の話によると頭と骨を食べられるまで火を通すころには、身の方がカスカスになることが多いのだと言う。身の美味しさと頭、骨の美味しさは別にあるとのことで、ここではこのようにして頭と骨は改めて別に出される。


ところでこの日はすざまじい集団に出会いました。
年配の女性4人客と隣り合わせたのですが
年齢が91歳、90歳にあとの二人も80、70代という構成。
それが鮎（しかも2本）は食べるは鱧は食べるは、
おまけにわたしの隣にいた90歳の方は鮒鮓まで食べだす始末。
さすがにお酒を飲んでいたのはお一方だけでしたけれど、
最後、しっかりとお寿司（コハダとか赤貝とかまた通な）注文をされてました。
皆さんよくしゃべるし（わたしも話しかけられた）
食べるから元気なのか、元気だから食べることができるのか
まあそのどちらもそうなのでしょうけれど、
そんなわけでわたしもつられて日本酒をいつも以上に飲んでしまいましたの巻です。
お店にはわたしが後からきて、先に帰ってしまったのだから本当に皆さん元気です。


結局、わたしが外にいるころはまだ雨が落ちてきませんでした。酔い覚ましに鴨川べりでサクランボを食べて帰途についた。