フォース・インディア VJM05 サイドポッド
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フォース・インディア VJM05 サイドポッド(右)。
2012年後期のバージョンです。
使用痕がかなりあるため、レースで使用したものと思われますが、使用ドライバー等詳細は不明です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150118/11/isimt/bf/7e/j/o0600080013192612268.jpg?caw=800)
VJM05のサイドポッドは、ラジエータの吸気口まで一体成型されています。
ちなみに、この吸気口は小さく、握り拳よりも一回り大きい程度です。
そして、吸気口の側部には垂直フィンが取り付けられています。
垂直フィンはサイドポッドの絞り形状に合わせて、下側に向けて曲げ及び捻じれるように形成されています。
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また、サイドポッドの上部にもフィンが2つ並列に形成されています。
このフィンは、翼断面構造となっています。
この構造では、内側の方が気流が速くなるとおもうのですが、そのような作用を生じさせるのでしょうか?
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絞り込まれたサイドポッドの下部には、傷が多々あります。
サイドポッドに直接傷が生じないように、シートが張ってありますね。
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裏面です。表面から分かりませんが、薄こげ茶のシートによって補修された跡があります。
また、後部(銀色部分)には断熱用の処理がされています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150118/11/isimt/e7/ef/j/o0600080013192612462.jpg?caw=800)
管理番号がサイドポッドに直接マーキングされています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150118/11/isimt/84/cd/j/o0800060013192612461.jpg?caw=800)
このサイドポッドには、表面にも補修跡があります。
黒い傷跡が白い塗料で塗られています。
常に財政難が囁かれているフォース・インディアですが、
このサイドポッドも複数レースで使いまわしされていたのでしょうか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150118/11/isimt/39/dc/j/o0800060013192612460.jpg?caw=800)
FIAの管理シールが張られてままです。
“DO NOT REMOVE”の文字が見て取れます。