ロータス・ルノー R31 サイドポッド
ロータス・ルノー R31 サイドポッド(左) 2011年。
このシーズンの最後期のバージョンであり、ドライバーはブルーノ・セナ又はヴィタリー・ペトロフ。
昔のロータスを思い起こさせるブラック&ゴールドのカラーリングのマシンでした。
中盤以降は、ゴールドではなくこのようにイエローに変更。
また、「GENII」のイエローとその周辺ラインのイエローは色彩が微妙に異なっています。
このマシンは、非常に珍しい前方排気のマシンであり、サイドポッドの前方にエキゾーストが配置されていました。
写真の汚れは、排気によるものではなく、タイヤカス等によるものだと思われます。
また、汚れや巻き上げられた小石等が当たることによるクラックを防ぐためか保護シートが張られています。
2011年のこのチームは、チーム名はロータス・ルノーであるものの、コンストラクターはルノーのままであり、
マシンの名称もルノーであることを示す“R”がつけられています。
ロータスと呼ぶべきか、ルノーと呼ぶべきかハッキリしない挙句に、2010年の新規参戦チームにチーム・ロータスが既にあり、
そのチームもエンジンはこの年からルノーでした。
裁判まで起こし、どちらがロータスの名称を用いることができるのか白黒着けようとしましたが、両方OKの結果。
フジTVの実況ではこのチームのことをルノーと呼び、分けていたように記憶しています。
裏面です。表面には現れていない凹凸が見られます。
また、管理番号のような表記も下部に記されています。
モデルカーはミニチャンプスの1/43です。イエローの色彩が実車とは少し異なっています。