プジョー エンジンカムカバー | いっしーのF1ブログ

プジョー エンジンカムカバー

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プジョーのエンジンカムカバーです。
使用年、使用チームは不明。
使用痕もこれといって見受けられないので、未使用パーツかもしれません。
しかし、F1エンジンのパーツだということははっきり分かります。
何せ、“F1”とステッカーが貼られていますから。

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裏側です。
サインの様なものが書かれていますが、誰のものなのか分かりません。
“97”とも書かれているようですが、これもはっきりしません。
ちなみに97年だとすると、ジョーダンですね。



プジョーは、94年から00年までF1に参戦していました。
94年はマクラーレン、95年から97年はジョーダン、98年から00年はプロストへエンジンを供給。
しかし、優勝もなく、F1から撤退。
94年は非常に印象に残った年でした。マクラーレンの“ロケットスタート”が凄かった。
度重なるエンジントラブルにより、マクラーレンはたった一年でワークスエンジンであるプジョーと決別。
ジョーダンへは、良い感じで中堅チームを支えました。
プロストへのエンジン供給により、フランスチームが結成されました。
プロストが無限ホンダからプジョーにスイッチし、一方ジョーダンはプジョーから無限ホンダへスイッチ。
ところが、プロストは前年の無限ホンダに比べ、惨憺たる結果。一方、ジョーダンは無限ホンダで初優勝。
2000年は、チームとの仲も最悪。チーム不振の責任をエンジンに押し付けられ、
怒ったプジョーのエンジニアはストライキも決行。
そして、F1から撤退。
プジョーのF1エンジン開発部門は、アジアテックへ売却。