JORDAN 198 リアウイング翼端板
JORDAN 198 リアウイング翼端板(左側)
使用痕があります。
カーナンバーが9であることから、デーモン・ヒルのマシンに使用されていたことがわかります。
ただ、レースで使用されたのか、テストで使用されたのかはわかりません。
表面には凹凸があります。
後端付近の領域が一段薄くなっています。この領域も、下から上に向けて徐々に広くなっています。
そして後端には、垂直の薄い板が備えられています。
エンジンカウルとの接続部分です。このころのマシンは、エンジンカウル後方と翼端板が接続され、
一体化となっているマシンが多くありました。
翼端板の一部前部が凸形状を有しており、エンジンカウルの延伸された部分が凹形状をしており、
この凹凸が嵌め合わされることで固定されます。
裏面は、凹凸形状が全くない平面となっています。
フラップの取り付け跡がはっきりと分かります。
よく見ると、メインフラップの跡として、複数の角度に対応する跡が複数ありますね。
低速から高速に対応させるために、角度を大きく調整したようです。
もしかしたら、複数のレースに使用したのでしょうか?単に、セッティングのために大きく角度を変えただけ?
写真のように、裏面上部に「D.HILL 1998」と手書きさていますが、何時誰がどのような目的で記載したのか全く不明です。
ピットクルーが記載したのではなく、その後売買された過程で記載された可能性もあります。
使用しない、フラップ取り付け用の穴は、このように翼端板の色と同じ色の丸型シールで塞いでいます。
丸型シールの上から、スポンサーロゴのステッカーが貼られています。
このパーツは、最近ヤフオクで手に入れたのですが、デーモン・ヒル好きとしては手に入れることができて
、かなりうれしいかった一品です。