ストレス状態の兆候に早めに気づいて対処する | 英国アーユルヴェーダカレッジ校長:山田泉がつづる毎日

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私の基本姿勢は調和です。人や自然と心を通い合わせ、心地よい状態を調和のとれた状態と考えています。森羅万象の変化に積極的に調和して、自らも価値を創造していく心とからだの成長日記をつづってまいります。

こんにちは、石井です。



三寒四温とはよく言ったもので、
気温差の激しい毎日が続いています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?


道を歩いていると、ふわっと甘い香り。
この季節は沈丁花の甘い香りに癒されますね。



前回に続き、メンタルストレスについて書きます。



【ストレス状態の兆候に早めに気づいて対処する】



◎ストレスの心身症状


ストレスを受けると、心身にさまざまな症状が出てきます。
次にあげるような症状として現れます。


●全身症状
 疲れやすい、からだがだるい、気力がないなど

●筋肉系症状
 肩こり、首がこる、手足がだるい、関節痛、偏頭痛など

●感覚器系症状
 目の疲れ、めまい、多汗、音に対して敏感など

●睡眠障害
 寝つきが悪い、眠りが浅い、早く目覚めて再び寝つけない、
 夢ばかり見て寝た気がしないなど

●循環器系症状
 心臓がドキドキする、胸が痛くなる、不整脈など

●消化器系症状
 食欲不振、胃がもたれる、吐き気・嘔吐、下痢、便秘など



ざっと見たところ、あてはまる症状があるでしょうか?


こうした症状が重くなると、
心身症や気分障害、不安障害を引き起こしかねません。


ですから、ストレス状態の兆候に早めに気づいて対処
していくことが必要です。





心身症は、心が原因でからだに広範囲にわたって
症状が現われるさまざまな疾患です。



心身症になりやすいタイプの人は、
もともと自己抑制的な傾向であって、自分を極力抑えようとし、
周囲の期待に応えようと努力し過ぎるために、
ストレスがたまりやすくなります。


結果として、からだの不調が心身症として現れるのです。


また、自分のからだや感情の動きをなかなか意識しないタイプの人がいます。

自分の心のなかにある感情に気づきにくく、
またその内的感情を言葉などでうまく表現することができないタイプです。


こういう人もストレスを自覚しにくいので、
気づかないうちに心身症にかかっていることがあります。




では、どのようにしたらストレス状態を軽減することができるのでしょうか?

次回は、一日のなかできちんと休むことについて書きますね。





生きとし生けるものすべての幸せを願って
石井 泉~axia bios~

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