遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。 もう松の内を過ぎようとする頃・・・・例年のごとく年始からの挨拶廻りに追われ更新が本日となってしまいました。


昨年末から最近までメディア等で2016年の日本経済の展望について様々な議論が交わされています。 グロ-バルな視点に立つと、どうやら日本は相対的に政治的・経済的なリスクが少ない安定感のあるポジションにあるようですね。 


たしかに賛否両論あろうとも安倍政権は支持率が高く当面の間は安泰だろうし、テロのリスクは欧米と比べると低いとも言える。 円安やインバウンド需要の追い風で経済も堅調な推移・・・・株の世界で云えば日本株はボラタリティの少ない安全銘柄でしょうか。 


一方、日本の経済成長率についてはせいぜい1%~2%と低成長の予想がほとんど。 世界経済の予想成長率が最近になり下方修正され2.9%になりましたが、それに比べてもかなり物足りない。 


原油安に悩む資源国やテロの打撃が大きい欧州よりはましだが、米国やアジアの新興国には及ばないレベルですね。 


アベノミクスは健闘しデフレ脱却を果たしつつあるように感じますが、世界水準を越えるつまり3%以上の経済成長を達成するには大きな産業イノベ-ションが必要なのでしょう・・・・例えば米国のIT産業のように日本が世界をリ-ド出来るような新しいビジネスや産業の創出がなければ難しいように思います。 


さて、アマチュアの経済評論はここまでとし、2016年のMVMの舵取りについてほんの少しご説明を・・・。 


2016年も昨年に引き続き、本業強化のための先行投資を敢行いたします。 これからの10年の企業成長を睨んでの投資であります。 決して懐具合が温かいわけではないのですが(汗)・・・。      

  

昨年末のブログでも触れましたが、事業の競争力を高めるために我々が取り組むべき課題がいくつかあります。 今は製造機能の拡充そして商品調達や商品ブランディングの強化を急ぎたい。


今年に投資する事業や商品が期待通りの売上と収益を生む状態になれば、弊社はもう一段上のステ-ジに上がることが出来ると考えています。 


具体的な投資の内容については時期を見てディスクロ-ズ(開示し)出来ればと思います。 しばしお待ちください。


2016年は”青果業界のエクセレントカンパニ-”に近づくための重要なステップとなるはず。 今後ともご指導・ご鞭撻の程く宜しくお願い申し上げます。