ホントいまさらながらの記事ですが・・・
 
 
 
某有名企業勤務の社員さんが自殺したことを受けて、
 
イラストレーターの汐街コナさんが 昨年10月にTwitterに投稿した
 
「昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました」 という題名の漫画が話題になっていますよね。
 
 
 
 
自殺するくらいなら会社辞めたらいいじゃん!
 
っていう意見も多数ある中で書かれたこの漫画。
 
 
 
そう考える意見もわからなくはないけど、
 
でもね、「勤務先を辞める」ということは、ものすごく労力がいることなんです。
 
 
まず、上司なり社長なり人事の担当者に相談することから始めなければいけないんですけど、それってけっこう 勇気や気力がいることですよね。
 
さらに、今の自分がしている仕事の整理や引き継ぎもしなきゃいけないし。
 
上司やら同僚やら後輩など、職場の仕事仲間にも気を遣う、もし取引先などがあればそちらにも挨拶をしなければならない。
 
 
 
まぁ、なんにせよ、気力と体力を使わないと、そんなにおいそれと、「じゃあ明日から辞めますのでよろしく、」というワケにはいきません。
 
(中にはそういう方もいるようですけど(笑))
 
 
特に、うつ病になるようなまじめで責任感の重い人だったら、自分が会社を辞めたら、周りに迷惑がかかる・・・と思ってしまうので、そんな簡単に辞めることはできません。
 
 
 
ちなみにワタシも、もう本当に仕事が大変でストレスがたまって、身体的にも精神的にも疲労MAXになると
 
「あぁもうしんどい・・・辞めたい・・・」 と思いますけど、
 
 
じゃあ辞めるとなると、まず人事に相談して、理事長なり院長なり幹部にも相談して、医局の仲間にも相談をして、患者も全員引き継がなければならないし・・・
 
 
とか考えると、もうとてもじゃないけど、そんな気力と労力がない(笑)
というか、辞める方がかえって気力体力使ってめんどくさい(笑)
 
 
となるワケです(笑)
 
 
 
だからといって、死のうとかまでは全然思わないし、、有給使ってばーんと休んでしまえ!!というのはあまりにも身勝手なので
 
「あーーーなんか胃腸炎とかインフルとかにかかって数日から1週間くらい休めないかなー」と安易な発想に至る(笑)
 
 
 
普通の人でもこういった発想には誰しもがなるかと思うけど、
 
だからたぶん、過労自殺してしまうくらいにまで追い詰められた方っていうのは、
 
もう会社を辞める、っていう発想にならず、そういった選択肢はなく、そんな気力体力労力もないし、「じゃあいなくなってしまおう」「何もしなくていい、楽になろう」みたいな発想につながるんじゃないかしら。
 
 
 
 
こんな記事書くなんて、ワタシ疲れているのかしら(笑)