こんにちは!
ニカニカお姉さんです
今日は私の大好きな、おばあちゃんアザラシのお話です
今日の主人公は、おばあちゃんアザラシのヤマちゃんこと
「ヤマダ」おばあちゃんです
ヤマちゃんは御年29歳!!
サン太君、小丸ちゃん、息吹ちゃんのおばあちゃんなのです
今は回遊水槽の上で、のんびり暮らしています
そんなヤマちゃんですがご高齢の為、実はほとんど目が見えないんです
わたしがヤマちゃんに初めてエサをあげる時、先輩スタッフに言われたのが
「姿で覚えてもらうことは出来ない分、あんたの声であんたを覚えてもらいなさい」
だったんです
そうか!声か!とその日から毎日給餌に行く度にヤマちゃんに話しかけるようになりました
今思えば、お腹も満たされボ~っとしていただけのヤマちゃんでしたが、新人だった私は
「お、聞いてくれてる」と一人で感動して、ペラペラお喋りしていました
最初はその日の天気や、孫ゴマたちの話でしたが、
次第に脱線し、最終的には 新人あるある(バケツ洗い地獄、餌切り地獄、失敗談)の話に・・・
ヤマちゃんに声を覚えてもらう為に喋ってたつもりが
いつしか新人ニカニカの愚痴弱音大会になってました
時に笑い、時に泣き、ブーブー言ってる私に
和やかな表情をむけ、話を聞いてくれた(飽きたら寝る)ヤマちゃん
そんな優しいヤマちゃんにどれだけ助けられたか
ヤマちゃんは新人だった頃の私の心のよりどころでした
このブログが書けたら、「ヤマちゃんのこと書いたよ~!」って報告しにいこう!
その前に先輩スタッフに「そんなこと話してたんか!」って怒られそうやなぁ・・・
これからも大好きなお魚をいっぱい食べて、元気に過ごしてもらいたいものです