南三陸町の泊浜からお客様がいらっしゃいました
去年四4月 新潟のラーメン屋さん、
ごきげん新潟応援団の皆さんと一緒に
南三陸に入った時が最初の出会いでした。
あの時は・・・こんな強いつながりになり。。。
新潟に遊びに来てくださる日が来るなんて・・・
夢にも見ることはできませんでした。
急遽 集まれるメンバーで集合して
現在の被災地の様子をお二人からうかがいました。
ガトーシェフ三昧堂 高井さんと 酒麺亭潤 松本さんも
ご夫婦とは何度目かの再会です。
泊浜は牡蠣の養殖が非常に盛んだったところですが
津波で船が流され 現在は元の漁師業に戻れない人たちも
まだまだたくさんいらっしゃいます。
お母ちゃん夫婦もそうです。
4.9t の中古の漁船を売ってくださる人を探しています。
「漁師にとって船は家族なんだよ。」
「これから莫大な資金が必要になる。先が不安。」
60歳を過ぎたお二人ですが
1日8000円の瓦礫処理作業をしたこともあった・・・
ホタテキャンドルを作り販売もしてる・・・
もちろん「生きていくため」でもあるし
泊浜の歴史をつないでいくためにも。。。
一日でも早く夫婦舟に乗って
もう一度 海の幸せを感じて欲しいなって思う。
お父ちゃんとお母ちゃん
日本海を見たいとおっしゃったので
新潟漁港にお連れしたんです。
ちょうど魚の水揚げをしている船があり
近くで見せてもらいました。
その時にお母ちゃんが
「あぁ やっぱり海はいいなぁ。」 って。。。
「魚の選別 手伝うべか・・・」 って笑顔で言うから。。。
そうだよね・・・ 胸が苦しくなりました
漁師夫婦は 被災地の今を
私たちに伝えに来てくださった伝道師です。
こういう交流がこれからもっと大切になる。
風化させぬためにも。
お互い前を向くエネルギーを蓄えるためにも。
「本当の声」 「生の声」 にこそ
風評被害をなくす力もあると思う。
ラジオディレクターのほなみちゃんも
その「声」を多くの人に届けたいと駆けつけ 録音してくれました。
お父ちゃんとお母ちゃん、いいお顔されています
先のことはわかりません。
だからこそ
私たちに今できるエールを 今 一所懸命。
「私たち娘いないから みずほちゃん娘みたいだ」
この言葉をエネルギーに 私もがんばります