先々週、不調でしたので、少しでも楽しみたいといつもの里川区間に入渓しました。水温は16度です。
風景1午前
さっそく反応はあるものの、チビ助ばかりですから、竿に乗りません。解禁当初から、20センチ超えに成長している個体は、おそらく、本能的に賢くなっているのでしょう。チビ助ばかりの反応を見ながら、先々週の悪夢が脳裏をかすめました。
鶴川ヤマメ1
解禁間もない、日和のいい時だと5、6匹上げたポイントでようやくまずまずの型が出ました。このあと、同じポイントでかなりの良型に、毛針を引きちぎられました。よく見たら、上のヤマメを上げた後でしたので、結束が弱くなっていたようです。それにしても瞬間的でした。良型には違いありません。少し上流に行ったところで、またまた出ました。
鶴川ヤマメ2
なかなか綺麗なヤマメです。期待して先に進みますが、あまり芳しくありません。「水がクリア」、「水量少なめ」、「ヤマメが狡猾」が要因でしょう。でもチビばかりでなく良型魚はいるはずです。「えっ!こんな」と思うようなポイントで良型が毛針に翻るのをハッキリ見ました(パーマークがやけに鮮やかでした)。結局チビ助を1尾追加しただけで、午前中は終わりました。
ビール
昼食時のビールです。これを飲んで3時半ぐらいまで昼寝しました。
風景2
午後は渓谷らしい区間(上の画像)に入りますが、結構ボサボサ区間です。しかも気温は30度越え、水温は途中で水温計を抜いてしまったのですが、20度近くあるのではないでしょうか?入渓点でいきなり反応がありましたが、多分チビ助でしょう。でも初めて入る区間なので、魚がいることを確認して一安心です。チビ助の反応はありますが、水量も少なく、なかなかデジカメサイズに出会えません。しばらく行くと「ブチ当たり」の淵がありました。どうせいないだろうと思いそっと覗きかげんにみると、結構いるじゃないですか!?しかも、デジカメサイズです。念のため3、4投しましたが、遊びに来るだけでダメでした。さらに上流に行き、落ち込みのかたでようやく、ネイテぃブっぽい18センチのヤマメを釣り上げました。
鶴川ヤマメ3
鶴川ヤマメ3(2)
かなり野性的です。この他にも同じクラスのヤマメが着水前の毛針に飛びかかってきましたが、ダメでした。この区間、結構、魚(しかもイイサイズ)いますね。色は濃い小豆色、パーマークが小さく不揃いで、ゴマ点が里川区間に比べると極端に少ないです。結局、本日の釣果は6尾でした。ストーキングの必要性、きわどいポイントを流すこと。集中力の維持など、基本中の基本を再認識した1日でした。ところで、
孔雀銅花笠
この日に使用した毛針たちです。一番手前の「孔雀銅花笠」が活躍してくれました。白系は午前中の使用です。緑色は良さそうな感じでしたが、今ひとつでしたね。おそらく、毛針を合わせる以前の、アプローチ、振込など基本的なことが大切なのででしょう。しかし、自分にとって「これ!」と思える毛針を使用した方が、良い結果が出ると思います。この日は「この花笠で上げたい」と思い午後はこれで通した結果、納得の一尾でした。これからの季節、毛針も解禁当初とは違う濃いめ、黒目のものがいいような気がします。色々と勉強になった1日でした。