地元では、私基準でwとても寒い朝を迎えました( ̄▽ ̄)
しかしながらテレビニュースを見ていると、北の方にお住いの方々は更に寒い思いをされているのかなぁとも思ってみたり。
…冬はとても苦手な私

ですが、お天気はとても良くてモウ、それだけが今の私の励みになっています(笑)

今日は朝の家事を済ませた後、昨日新たに発覚したやらかしの尻拭いを処理しにAEONへ行かなくてはならなくなりました。
世界名作劇場シリーズのDVDを順繰りにTSUTAYAさんで借りて娘と見ている我が家なのですが、
昨夜そのTSUTAYAのスタッフさんから自宅へ一本の電話がありました。

あの〜、ご主人が借りていらっしゃった赤毛のアンなのですが、12巻のみ、まだ返却が確認されていませんでした。
お心当たりはありますでしょうか?

とゆ〜内容。

え?
それは土曜日の期日に纏めて返却をしている筈です。

と、私。

そうですか、では当店で改めて確認させて頂きます。

という風に相手方が承知をして下さって一旦電話を切りました。

返した筈だけど…と、念の為にレンタルDVDを置く様にしているチェアの上を隈なく探したら、
今借りているDVDの入った袋とは別のTSUTAYAさんの袋が見付かり、

か、返していなかった… 事が判明。

TSUTAYAさんは、ワザワザご親切にお知らせ下さったのに勘違いで確認もせぬまま返答してしまった事を大変申し訳なく反省し、
改めて本日はその事へのお詫びを伝えなければとも思い、そして期日からの延長料金を支払いにAEONへ。

うう。一本の返し忘れ、ホントに怖いですね。
そして、本人が返したつもりになっているのが更に恐ろしいです。
このウッカリ動作、何とかならないものでしょうか

そんな訳で向かったAEONでは、ついでの買い物も済ませて返却をした結果、
4泊の延滞料金が600円強かかり、とてもとても、苦い気持ちに苛まれました
謝罪は、そうね。今日びTSUTAYAのスタッフさんなんて沢山居るんだから、サラッと受け流される程度で終わりました。( ̄▽ ̄)
電話でお知らせして下さった方でもなかった訳だし、延滞料金とゆ〜形で返却出来ていなかった行為に対処した訳なので、必要なかったかも…。
まぁ単に、こちらの気持ちの問題みたいな感じですかね。
ハァ。。。コインハートブレイク

…名作劇場のDVDと言えば、先週の日曜日から新たに『小公女セーラ』のタイトルを借り始めました。

作画がハイジやアンといった作品の、宮崎駿さんでは無くなったこの作品、改めて今見ると、
セーラのキャラクターデザインが少女漫画の様にキラキラでビックリ。(笑)
そっか〜、記憶の中ではボヤンとしか覚えていなかったけど、
実際はあの頃、こんな魔法少女シリーズとかに近い感じの顔立ちの絵だったんだ…と思ったけど、
今と昔のイメージの違いが何となく面白く感じました。( ̄▽ ̄)

只今、DVD3巻目の14話収録の所迄、視聴済み。
ミンチン女学院の院長であるミンチン先生とその妹のアメリア先生、そして女生徒であるラビニアの記憶はあったものの、
他の記憶の細かい所は忘却の彼方…www

意外とセーラが入学してから不幸に陥るまでの話が長くて驚きました。
12話分程、幸せな学院生活を送り、その中で元からの女生徒であったアメンガードと親友となって親交を深めたり、
4歳の母親の居ないと泣いていたロッティーという少女のママがわりになる事を約束したりします。

それと同時に、性格の悪い少女として描かれたラビニアやその取り巻きの女生徒との確執もこの期間に拡がっていくといった、
女学院生時代の描写でセーラの性格を視聴者に印象付ける為のストーリーの序章が12話も。

気高くて美しいセーラはラビニアとの心のすれ違いに心を痛めながらも、学生としての日々を幸せに過ごしていましたが、
セーラのお父様が無くなって破産した後に一転、今迄は特別扱いのスーパーお嬢様女生徒であった扱いから、
ミンチン女学院の台所の下働きとして働く身に変わります。

お父様が亡くなったとの知らせを父親の弁護士からミンチン院長が受けると同時に、全ての家財を弁護士に取り上げられ、院長の体面の為だけに下働きに転身させられるのでした。
それが、セーラのバースデーの日の事で、父親の死亡と破産の運命をまだ知らなかった弁護士が、ミンチンに進言して開かせた誕生パーティーの席での死亡宣告。
選りに選って、この時なのかぁ…と、物語の余りにも残酷な展開に、胸がズキズキしました。

この辺はよりドラマチックに不幸を演出しているのだろうかと、物語の虚構部分を感じさせられるのですが、
とにかくこのお話、悪と善にキャラクターの役割がハッキリクッキリと分けられており、
私の当時の記憶にはカスリもしていなかったこの弁護士等は、鬼ではないかと思われる程、最悪のヒールでした。。。

ミンチンも想像以上に人間として愚かで酷く、ラビニアも、最初から一貫して、とても嫌な生徒。

先に下働きとしてイギリスの田舎からやって来たベッキーという少女と、その他の一部の生徒と同様にとても仲良くなっていたセーラは、その彼女の隣の屋根裏部屋に身を置く事となり、
この後の物語の展開の中でも、カナリ色んな場面で助けて貰う事になるのです。

しかし改めて見てみると、もう出てこないだろうと予想されるあの弁護士を始め、
これから、これでもかとセーラをこき使うミンチンや既にイビリを始めていたラビニアは、人間の悪い所を凝縮して更に濃縮して、余計な水分を飛ばして粒にした様な人間性。

コイツら、こんなに最悪だったっけ〜って、驚いた程です
私のイメージの中で、アルプスの少女ハイジに出て来たキャラクターで、
クララの世話係だったロッテンマイヤー女史と同等位の厳しいオバサン的な認識がスッカリ覆されました。

ロッテンマイヤーさんは口煩かったけど、決して根性悪から来る意地悪とかでは無かったし、
常識を一番と硬い考えであるだけの少し視野が狭いだけの人で、クララの事を考えるいい人であったなぁと思うのです。

ミンチンは違いましたね。
実に私欲に忠実で、無駄にプライドの高い薄っぺらい人間性の女性だと思いました。
女生徒からも嫌われています。
ラビニアでさえも、ミンチン院長を好きではないのだと思います。

アメリアは、当時の記憶に残る程イライラはしませんでしたが、
姉を恐れてその数々の人として理不尽な振る舞いを正す事が出来ない無力な存在として描かれていました。

昼ドラ宜しく、それ、やり過ぎじゃない?と思う程に強烈なエッセンスが盛り込まれた極端な性格のキャラクターが沢山登場するので非現実的だなぁと思いがちですが、
結構、現実の人間もこんなもんじゃね?とリンクして感じる事も多々あります。

欲に先走る人間も居ますし、権力に媚びへつらうくせに、権力が無力化した途端に掌を返す人間も居る。
昏い心の娯楽的に人を虐める人間も実際、居ますよね。。。

セーラは元は小説だったでしょうか?
でも、事実は小説より奇なりという言葉の様に、こんな人、居ますね。

ああ、恐ろしい。
でも、強く気高く生きるセーラの物語を今後もラストまで、応援しながら見続けようと思っています。

ラストはハッピーエンドなので、とても楽しみです。
忘れていた数々のエピソードを追うのを楽しみながら、思いがけずお話の中から元気を貰える話もあったりするので、
名作劇場はとても素敵だと思うのです。