『Wuthering Heights(嵐が丘)』(1939・1992)昨年末再見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

子供の頃原作が好きでした

 

 

 

エミリー・ブロンテ原作

1939年作品 ウィリアム・ワイラー監督、アメリカ

マール・オベロン様、ローレンス・オリヴィエ様、フローラ・ロブソン様、

デヴィッド・ニーヴン様他

 

 

1992年作品 ピーター・コズミンスキー監督、イギリス・アメリカ

ジュリエット・ビノシュ様、レイフ・ファインズ様、ジャネット・マクティア様他

坂本龍一音楽

 

 

荒野に佇む古い館・嵐が丘の主人アーンショーに養子として引き取られた

孤児ヒースクリフは、アーンショーの娘キャサリンと恋に落ちる。

しかし、キャサリンが上流階級の青年エドガーにプロポーズされたことを知った彼は、

ショックから姿を消してしまう。数年後、都会で成功したヒースクリフは嵐が丘へと舞い戻り、

自分を貶めた住人たちへの復讐を開始する。(映画.comより引用)

 

 

 

婆さんになって来ると、『嵐が丘』の激しさはしんどくて、

『ジェーン・エア』の方に惹かれちゃってます。

なので、映画化作品も、あちらの方が追っていて、

『嵐が丘』は4作品しか拝見していない・・・

 

 

 

ティモーシー・ダルトン様がご出演の作品を映画館で観てる。

もう、よく覚えてないけど。

 

 

 

 

リチャード・バートン様版とか、色々ありますね。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、いや本当にキャラが濃い。

風吹きすさぶ丘や、どこをどうやっても寒そうな石の建築を背景に、

激しいにも程がある主人公たちのすったもんだ。ドラマティック。

 

 

内容も感想も、今更感がある程の有名作。

キャシーはマール・オベロン様のお美しさが絶品ですね。

 

 

 

ビノシュ様は、田舎の美人というリアルさ?

 

 

 

キャシーとヒースクリフの結びつきが丹念に描かれドラマに惹きこまれるのは、

旧作の引力の方が強い!そして、デヴィッド・ニーヴン様の気品に気の毒感倍増。

 

 

 

 

 

ビノシュ様版は、ラストが細やかに描かれているように感じました。

坂本教授の音楽は、メロディですぐに解りますね。本作でも魅力的でした。

 

 

今回、邦画版を拝見していないですね。

田中裕子様、怖かったあ。でも好き。

 

 

 

 

文学作品の見比べ、『マノン・レスコー』が次回か?

また、ドヌーヴ様ご登場だわ。