『Amazing Grace(アメイジング・グレイス)』(2006)拝見 | 時は止まる君は美しい

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2019年12月25日

 

クリスマス、愛は勝つ映画を。

で、またガンボン大先生ご登場。

 

 

 

 

その人がご登場になるだけで、映画の格がぐっと上がるっていいなあ。

 

 

『華麗なる恋の舞台で』のゴースト役、最高!

 

「愛は勝つ」ことだってある!

 

クリスマスキリスト教が大きく関わった、本作を。

マイケル・アプテッド監督作品、イギリス、118分

 

 

ヨアン・グリフィズ様、ロモーラ・ガライ様、ベネディクト・カンバーバッチ様

アルバート・フィニー様、マイケル・ガンボン様、トビー・ジョーンズ様他

 

 

ベネディクト・カンバーバッチ様がご出演の映画は大丈夫印?と拝見。

 

 

タイトルロールで、ご出演陣、上記だと二行目の豪華さに圧倒されました。

こういうベテランがこぞってご出演って、期待度が高まってしまいます。

 

 

 

英国奴隷船廃止への、ウィリアム・ウィルバーフォース様を中心とした、

政治運動が実を結び、法案が可決するまでが描かれています。

 

 

 

20年に渡る歳月、「何言ってるんだ?」の状態から、味方を得たり、

頓挫したり、再び立ち直ったり・・・大変な精神力体力消耗と闘いつつ、

遂に可決に持ち込むことに成功。一代20年で、艱難辛苦を乗り越えとはいえ、

それが成し遂げられたことに驚きました。

 

 

 

国民の署名がそれだけ集まっても、政治は政治家がするものだ、と来る。

 

 

作中でも海外の状況によって、政局が刻々と変化する中、

それによって、立場も一転二転。焦点となる問題のいい、悪いとは違う、政治

ウィルバーフォース様をたきつけ、その後、首相となったウィリアム・ピット様。

 

 

 

友人でもある、この首相ですら、政局によって忖度できない彼に手を焼く

難しいものだと思います。

 

 

 

こんな美丈夫な首相が、46歳でこんなにやつれて亡くなる程、

本当は政治とは深刻なもの・・・って過去のこと???

 

 

 

可決後も、ウィルバーフォース様は、

奴隷廃止などに、精力的な活動を続けられたそうです。

 

 

 

 

心身ともに参っていらした時は、静養を助け、

妻となる女性を紹介してくれるご夫妻が友達にいらして、ホッとしました。

本作で、まず廃止側につく有力者としてご登場のマイケル・ガンボン様

 

 

 

目立ちます。身長183 cmでらっしゃるんですね。

毎回、とても小柄に見えるトビー・ジョーンズ様165 cmと、

実はそれほど、超小柄、という訳ではないのに、そんな風に見えるわけですわ。

 

 

『奇跡がくれた数式』でご共演されてらした、ジェレミー・アイアンズ様187 cm

皆さん、大きい!!!というか、高い!!!

ご身長は解らなかったけれど、アルバート・フィニー様も大きそう・・・

 

 

フィニー様が、かつて奴隷商人から聖職者に転じ、

讃美歌『アメイジング・グレイス』作詞をした牧師を演じられました。

 

 

そして、日本版の予告編には・・・本田美奈子様の歌声が。

確かに、日本であの歌と美奈子様は直結。それは素敵なこと。

でも、こういう使い方って・・・微妙