『非婚家族』、落としどころが~!?
『非婚家族』(2001年)、柴門ふみ原作、フジテレビ・ドラマ(全12話)
真田広之様、鈴木京香様、宇崎竜童様、MAKOTO様、米倉涼子様他
あ~、さ~な様と鈴木京香様の接点はこのドラマかあ、と発見し、
キャストの贅沢さ?もあり、一カ月無料お試しで、
フジテレビ・オンデマインドにて拝見しました。
せっかくなので、他に拝見したいものはないかな~、と探したら、
『熱帯夜』と『古畑任三郎』『鬼平犯科帳』シリーズ発見。
もうちょっと拝見して、解約しますう。
契約してて、だらだらドラマを観るようになったら、映画が観れないもん。
さて『非婚家族』、かつて1年で別れた元妻鈴木京香様(智華子)と、
仕事で偶然再会する真田広之様(的場洋介)。
彼は8年前再婚した妻、米倉涼子様(ひかる)と息子と暮らす。
↓ 動画のように、疲れてて、絵にかいたような、家庭を顧みない夫。
女性誌の編集長智華子に、自分の企画の自信満々のダイエット菓子は、
女性のニーズに合わない、売れないわよ、と言われた通り、大コケ。
営業に回されるが、プライドが高く虚栄心が強いばかりで実績を出せない。
ひかるは、会話もない夫婦生活から「私はプロのタンゴダンサーになりたいの」
と、離婚を申し出て、子供(翔太)を置いて、出て行ってしまう。
(全体的にひかるの心理の描き方、若干説明不足感あり?)
その上、左遷の極みまで追いつめられ、辞職させられる洋介。
話の流れで、マンションを購入している智華子の所に、
仕事が見つかり、落ち着くまで同居させてもらう事に。
智華子は、有名カメラマンの宇崎竜童様(根津)と不倫中。
ゲスト?一回だけご出演の恐妻家根津の奥様に、夏木マリ様。
遂には、骨折したひかるまで同居する事態に。
他部から異動になり、腐っていたが、智華子に恋する年下の社員(久木田)も絡み、
お互い、心の中で、未練が出ている?元夫婦のすれ違いが切ない。
しかし、え?え~っ!?
漫画連載期間を簡単に調べたのですが、コミックスの最終巻発売が2002年。
漫画原作でよくある話ですが、連載が完結していないのに、ドラマ化した?
なので、起承転くらいまで、ず~んとくるのに、肝心の結が「どういうこと?」に。
漫画の粗筋を拝読したら、納得できるので、残念。
テレビメディアの、いつもながらのいい加減さを感じてしまう。
せっかく原作はいい展開をするし、
ドラマもぎりぎりまで、感慨深いのになあ。
タイトルロールが『ノッティングヒルの恋人』の印象的な場面を、
そのまま拝借しているのも、オマージュと言うよりパクリ???
物語りって、ラストがとても大切。映像化は、是非完結してからお願いします。
あと、久木田を演じたMAKOTO様が、あまりに下手すぎ。
彼だけなので、目立ってしまい、これまた残念な配役かな???
折角、ハンサムさんなのに。
でも、洋介が、どんどん変化して精神的にも成長する主人公を演じられ、
真田広之様拝見の目的?は達成したかな?
鈴木京香様と、米倉涼子様が細くてグラマラスなゴージャスなプロポーション。
宇崎竜童様は、軽そうな業界ノリだけど、誠意?ある素敵なキャラでした☆
ケリー・チャン様特別出演?
☆
『熱帯夜』(1983年)、早坂暁脚本、フジテレビ・ドラマ(全3話)
松田優作様、桃井かおり様、せんだみつお様、熊谷真美様、ケーシー高峰様、
おすぎとピーコ様、岸部一徳様他
桃井かおり様&松田優作様の、ボニーとクライドでありました。
オマージュと言うより、ほぼ完全にリメイク。
舞台そのものは日本なので、松田優作様が使われるショットガンは、
モデルガンを改造したもの、という設定。
二人に、何故男女の関係がないかが、自粛か?説明されないので、
遂に結ばれる場面での感動が薄かったかな?見逃したのかな?
でも、早坂暁様脚本、というだけで懐かしい「昭和人」でありました。
松田優作様は、いつも通り?写楽の首絵のようなお芝居をされてて、
桃井かおり様は『もう頬杖はつかない』とかの頃の、
艶やかなボブヘアに、清水ミチコ様のようなお声?
思いっきり必要なく、ラスト、ちゃんとお二人とも射殺されてエンド☆
そして・・・主題曲が宇崎竜童様だったのでありますの♬