「レイプ殺人事件」にリメイクがぁ!
今度はそのままタイトルになってるけど、解りにくいのは同じ?
スティーヴン・ホプキンス監督作品。(アメリカ)110分
ジーン・ハックマン様、モーガン・フリーマン様、モニカ・ベルッチ様、トーマス・ジェーン様他
いやあ先日、拝見した、リノ・ヴァンチュラ様、ロミー・シュナイダー様等ご出演の、
フランス映画、身も蓋もない邦題「レイプ殺人事件」にアメリカ版リメイクありと、
ジェーン・ドゥ姐御に教えて頂いたみどり。
「あ・・・あの、どえらいおフレンチな作品にアメリカ版が!?」で、早速拝見いたしました。
舞台がプエルトリコになっていることで、「アメリカ」度を「無国籍」感に移行してある?
ジーン・ハックマン様が、オリジナルにほれ込んで、フリーマン様に話を持ち掛け、
リメイクへ至ったというだけあって、ハックマン様の迫力(顔芸?)がじんわり濃い。
予想した通り、おフランス版よりかなり解りやすく?なってましたが、
よくある、ハリウッドリメイクの、殆ど、役者と言語が変わっただけじゃん、ってのとは違う、
オリジナルな良さがある、珍しいリメイク。
連続少女暴行殺人事件の捜査に、二人目の犠牲者の発見者である、
法曹界の大物が有力容疑者として、ベテラン警察署長と若い刑事に尋問される。
参考人として、若き妻、モニカ・ベルッチ様が登場。
夫を益々、追い詰めていく。
この歳の差夫婦、知り合った時、妻11歳ってのが、妻自身も、疑惑持つだろうなあ?な設定。
「イタリアの至宝」と言えども、10代の「若さ」に比べたら、自分をおばさんと思うでしょう。
夫を「子供好き」と誤解した妻は、もう、ずっと寝室も別にしている仮面夫婦状態。
その為、鬱積した夫は、娼婦を買ったりしている。
署長と刑事は、どこか捉えどころのない容疑者に、益々、本星との確信をもつ。
遂に、自白を引き出し、供述が始る・・・
駄菓子菓子・・・の畳みかける展開。
作品に華を添える、ベルッチ様のお写真が満載ですが、
映画は、ベテランお二人の顔芸対決が、謎めくミステリーでありました。
と言いつつ、せっかくなんで、+は3枚、「イタリアの至宝」サーヴィスショットで。
ロミー様も、この位、ご出演場面が多かったら嬉しかったなあ。