「The City of Your Final Destination」(2009)15枚+1枚 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

じんわりいいですなあ

 

2009年ジェームズ・アイヴォリー監督作品、「最終目的地」(アメリカ)

 

 

 

アンソニー・ホプキンス様ローラ・リニー様シャルロット・ゲンズブール様

真田広之様アレクサンドラ・マリア・ララ様ノルマ・アレアンドロ様

この人が選んだ脚本なら間違いない印役者さんがいっぱい。

大学の文学教師が、自殺した作家伝記執筆遺族拒否され、

説得の為、彼らの住む、南米ウルグアイの作家の住んだ家に向かう。

 

 

そこに住むのは、作家の未亡人、作家の愛人とその娘、

作家の兄と、そのゲイの恋人という摩訶不思議共同体

 

 

 

文学教師が蜂に刺されて入院したことで、彼の恋人も駆けつける。

 
 

 

この、わやわやな集まりを象徴するように、役者さん国籍が、

これでもかと違う・・・英国、アメリカ、おフランス、日本、ルーマニア、アルゼンチン・・・

これが、どことなく浮世離れしたイメージに上手く合ってた気がします。

 

 

ふんわりしたタイプと、現実的にシャープなタイプに分かれる、

この人たちが、それぞれに、幸せ思いやり、また、自らも求めて

人生の「最終目的地」を探っていく・・・

 
 

 

今回のこの邦題上手いなあ。

死に場所ではなくて、人生で求める場所って感じ?

 

 

ある種、夢の中のような印象が、硝子越しのショットに感じられるアイヴォリー監督調

でもって、ホプキンス翁が、柔らかく、いいんです。

さーな様ゲイカップルという設定が、また、浮世離れ感増大させてる?

 

 

 

皆さんが、いい具合に着地されるし、ゆる~く、心地よいリズムじんわり出来ました。

さーな様、どっから見てもストレートって感じなのに、ゲイ感ある役どころ、似合われる。

必殺然り、新宿鮫然り・・・女優さん相手の時より色っぽいのは何故?

おいおい、なさーな様の名セリフ「今、40歳、25年間一緒に居るんだ」

って?え?15歳からかいっ!?ぶっぶ~っ、ホプキンス翁!

 

 

 

+1枚はこのお二人でこれが自然ってのがときめいて

思わずZELDA様しちゃう?サーヴィスショット。 

 

 

爺専&さーな様好きのせいのときめきかな?