島田陽子様に会いたい
(↑ お宝写真?発見)
島田陽子様がご主演なさった、二本の大好き作品。
1988年、伊藤俊也監督作品「花園の迷宮」
島田陽子様演ずる女将の経営する遊郭で起きた殺人事件を巡る、
ミステリー。下働きの工藤夕貴さまの目を通して描かれます。
宝塚退団後、まだ初々しい?黒木瞳様もご出演。
恋人役が名高達郎さまってあたりが「時代」?
この映画で、内田裕也さまと出逢ってしまったばかりに・・・
「国際派女優」ともてはやされていらした島田陽子様が、
スキャンダル女優に、そして、借金問題などで、踏んだり蹴ったり。
島田陽子様・樹木希林様、内田さま、こ・・・濃い三角関係。
う~ん、島田陽子様より、内田裕也さま、魔性の男?
1990年のTBSテレビドラマ「黒蜥蜴」での、
黒蜥蜴=緑川夫人役がとっても好きでした。
前回「黒蜥蜴」様で創作したのに続き、今回も探しましたが、
お写真見つからず、残念。
で、江戸川乱歩様の仕事机(三越特注)と蔵・書庫のお写真を、
悔し紛れに収集。
でもって、ありがちなシフトをして、横溝正史先生へ・・・
言わずと知れた、1976年、市川崑監督作品「犬神家の一族」
角川書店が、映像と書籍を連携させて売りだした、
横溝作品の再燃火付け役。
犬神佐清。自慢じゃないが、この映画がなかったら、
私は絶対に「サキヨ」と読んだな。
一定世代は、まず読める筈。「いぬがみスケキヨ」
顔面、傷を負って戦地から帰ったスケキヨが、本物かどうか。
スケキヨを愛しているヒロイン、島田陽子様扮する野々宮珠世が、
かつて直して貰った、懐中時計を再び直して欲しいと頼むシーン。
市川崑監督遺作、2006年、
再び石原浩二様=金田一耕介役でのリメイク。
野々宮珠世役を松嶋菜々子さま。「・・・・・・」でした。
「駄目じゃん、お嬢様役が未婚に見えない~!?」で。
そう思うと、島田陽子様、自然に「お嬢様」してらっしゃいました。
横溝作品映画、ついつい、犯人役に目が行くんだけど、
犯人役が大物だからこそ、お嬢様の配役、重要なんだわ。
そういえば、大原麗子様もされてましたね。
本作では、高峰三枝子様。他にも、岸恵子様、佐久間良子様、
その周囲も、毎回、どこでご出演か探すのが楽しい、
草笛光子様を初めとして、豪華女優陣が並びますもの。
犬神松子、竹子、梅子三姉妹。
・・・大変です。
このタイトルロールも、毎回、ウキウキします。
この、お約束、アガサ・クリスティー様作品のような、
「ずらっと並ぶ」も、ご遺影まで見逃してはならぬ。
耕介が泊る旅館の女中さんも、見どころ。
1976年版は坂口良子さま。まさにはまり役。
加藤武様も、ちゃんと橘警察署長で「よしっ、解った!」。
石坂浩二様。一見「強烈」という俳優さんではないのですが、
この方でないと出ない空気をお持ちで。
市川崑監督、劇場発表作ではその後、
オムニバス映画が一作公開さてますが、実質、御遺作となった、
2006年版「犬神家の一族」。
石坂浩二様の金田一耕介様が歩み去って行き、
エンドロールで「市川崑」と映し出された時、
まだ御存命だったにもかかわらず、涙が出ました。
ああ、お別れなんだと感じて。
あれは、石坂浩二様が、いつもの音楽に乗って、
立ち去られて下さったからこそのエンディングだったと思います。
島田陽子様とおあい輝彦さまは似合わないと思うんだけど。
そこらへんは「ま、いいか」ってことで。
「二百三高地」でも、夏目雅子様とあおい輝彦さまって?
と思ったわ。でも、どちらも、ツーショットシーンは少なかった。
犬神家・・・っていうと、やはりこのシーンは収集しておかねば。
この、「駅」の風情も懐かしい。
ついこの間までこんな風景、どこにでもあったんだけど。
1974年、野村芳太郎監督作品「砂の器」
この名作にもご出演でした。島田陽子様。
とにかく加藤嘉様の父親役に滂沱の涙で、
主演の加藤剛さまさえもかすんでしまった、私の頭。
拝見していない「氷点」へのご出演でも覚えているのに、
重要な役でご出演だったのをすっかり忘れてました。
「砂の器」そろそろ再見すべきかも。
松本清張様作品。素晴らしい脚本に恵まれると、原作を超える。
でも、それがたびたびと言うのは、原作に、強烈な骨組みがあるから。
1996年、クリストフ・ガンズ監督作品「クライング・フリーマン」
1992年、遠藤正撮影写真集「キール・ロワイヤル」
その後、お名前を伺う機会がなく、どうしてらっしゃるのかな。
なんて思っておりましたら、とんでもございませんでした。
2012年、公開予定、新作。
辻裕之監督作品「彼女は海へ」
歳を重ねても細~い女性は、よく、神経質に見えたり、
不幸げに見えたり、年齢より老けて見えたりと、
マイナス面が出てしまうこともありますが、いやいや、
島田陽子様は、相変わらず、ふわふわとお綺麗。
どこか現実離れした、でも、生命力が強そうな所が美しさの源?
というと、少し、浅丘るり子様に通ずるものを感じます。
あ、元・石坂浩二様夫人で繋がった・・・。
そして、2010年にはこんな映画にご出演でした!
いまおかしんじ監督作品「島田陽子に逢いたい」
確かにあった。近いところでは2004年、
ブライアン・ハーズリンガー監督のドキュメンタリー映画、
「デート・ウィズ・ドリュー」での、ドリュー・バリモア様の本人役。
ちょっと前には2002年、
ロザンナ・アークエット監督のやはりドキュメンタリー映画、
「デブラ・ウィンガーを探して」のデブラ・ウィンガーさま。
(シャーロン・ストーン様のインタビューシーンだけ好きでした)
古い所では、もちろんご本人はご出演されてらっしゃらないけど、
1984年、シドニー・ルメット監督作品「ガルボトーク」
不治の病の母の、一目会いたいという夢をかなえる為に、
息子がグレタ・ガルボ様を探す映画。
カメオ出演っぽいと特に、ご本人役は多いですよね、
2007年、三木聡監督作品「転々」の岸部一徳様、最高。
しかし、タイトルに本人名が出て来る、しかもフィクションってすごい。
さすが島田陽子様。
何だか、とても面白そうな映画です。観たい!
舞台あいさつのお写真。ううむ、基本が変わらない。
そして、今回の調査での大成果?
ご本人のブログでの、島田陽子様、
名古屋で初めて「あんトースト」を食べるの図。
私、まだ、経験ないんですが、島田陽子様が、
案外美味しかったとレポートされてました。
その文章がまた、美味しそうなのがひしひしと伝わるんです。
ブログも見逃せないかも。島田陽子様。