晴れ時々ジャズ

日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

ようこそ Bienvenue Benvenuto Willkommen Welcome



$晴れ時々ジャズ



アーティチョークと申します。

音楽は心の糧。
三度の飯よりジャズが好き。
ジャズは生涯をかけて聴き続けるに値する音楽。

アーティチョークは気が向いたときにしか更新しない怠け者ですが、どうか気長にお付き合いくださいませ。






テーマ:

今年1月6日に書いた記事で、Marc Ducretの新しいプロジェクトによる新曲ライヴ音源のURLを貼って、「新譜はいつ出るのかっ!?」と叫んでおったんですけど、ついに出ます!


録音はフランスのジャズクラブ Triton にて。しかし、これのDVDって出ぇへんのかなあ?Marc Ducretのギターと口が連動してるのは、即興する時につい歌ってしまうからやと思いますけど、その様子はまるで彼の口からギターの音が出てるみたいに見える。即興が激しいと身体全体で吼えまくってて迫力満点(笑)そやから映像で観るほうがはるかに面白いんですよね。


■ Marc Ducret Trio+3 / Metatonal (Ayler Records aylCD-148)
Marc Ducret (el-g)
Bruno Chevillon (b)
Eric Echampard (ds)
Fabrice Martinez (tp)
Christophe Monniot (saxophones)
Samuel Blaser (tb)

http://www.ayler.com/marc-ducret-metatonal.html





*本日のオマケ


前々から気になってたHadouk Trio(仏)。YouTubeにありました。
民族音楽+ジャズ?

うまく説明できないけど、やっぱり、ええわ...。


YouTube / Hadouk Trio DVD Baldamore 2007 [Full] [HQ]

https://www.youtube.com/watch?v=bnMIYEe0GJs


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

今年の春頃から情報を掴んではいたのですが、なんやかんやとけっこう多忙な現実生活の合間を縫って写真にうつつを抜かしてたら、10月16日リリースされるのですね。
本作より参加のGuillaume Orti(as)は要注目。


■ Andy Emler MegaOctet / Obsession 3 (Label La Buissonne)

http://www.labuissonne.com/Site/fr/album_label.php?num_album=478


御用とお急ぎでないそこのあなたは、ここ↓で全曲聴けまっせ。

https://labellabuissonne.bandcamp.com/album/obsession-3



*どうでもいいオマケ


せめてものご無沙汰のお詫びに、しばしの笑いを。


YouTube / ラジオ体操を本気で弾いてみた。
https://www.youtube.com/watch?v=7EzZbws163A

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

「最近のアーティチョークは、怠け放題に怠けてブログ更新ほったらかしじゃが、どっか身体悪いんとちゃうか?」と、ご心配くださるかたは一人もありません(笑)が、私は、このとおり猛暑に負けずとっても元気なので他事ながらご安心を。

しかし、ほったらかしもほどほどにせな...と反省しまして、今日こそは書きます。←たいしたことは書けませんが。


実は最近、ますます写真に夢中なんです。毎日写真のことばかり考えてます。

面白そうな題材や気になる撮影スポットがたくさんあり過ぎて困りますが、なにせ生まれつきの怠け者に加えて暑がりなもんですから、特に夏はフットワークがとっても重い。

そんな私にとってありがたいことに、写真定期講座を受けておりますと、講師のH先生から撮影会へのお誘いがあるんですね。一人で撮影に出かけるのもいいですが、H先生や教室のお仲間と一緒だと楽しさ倍増です。

ということで、先日は花火撮影会に参加してきました!


で、ここにその写真を載せてもいいのですが、ブログでチマチマご覧いただくよりも、ニコン運営のNikon OnlineGalleryでご覧いただくほうがよさそうです。スライドショーで速いスピードを選択していただくと次から次へチャッチャと進んでくれます。Nikon OnlineGalleryは、残念ながら2016年1月14日(予定)をもってサービスをすべて終了するとのことですが、今年中なら大丈夫ですので、ご興味がおありでしたらいっかいのぞいてやってください。 ペンネームは、ゴマフアザラシです。


ゴマフアザラシのホームはこちら。


http://gallery.nikon-image.com/148389682/



ちなみに、最近一番お気に入りなのはこの夜景。絞り優先で楽して撮ってます。





花火の写真では、これがお気に入りかな。マニュアルモードでバルブ撮影しています。ピントリングをアウトからインに回しながら撮影するのですが、タイミングが難しいので失敗作の方が多いです(汗)






しからば、御免!













AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

望遠ズームレンズ(55-200mm)を使って昆虫をマクロ撮影してみました。




ニホンカワトンボ ♂

少なくとも50匹はいたと思う。



「うわぁ、望遠ズームレンズがこんなに使えるとは思わなんだ!」と夢中で撮影しまくってたら、もう少しで川に落ちるとこまで来てました(汗)

川面のキラキラが背景にあれば申し分ないですが...。午前中にこの場所では無理でした。




ダビドサナエ ♀ (たぶん)

見たのは1匹だけ。ニホンカワトンボのいた同じ川で同じ日に撮影。



今朝脱皮したところといった感じ。




シオヤトンボ ♂

少なくとも10匹はいたと思う。撮影場所は、公園内のビオトープにある小さな沼。



腹這いになって遠景を入れると良かったかもしれませんが、撮影位置が低すぎるとトンボの複眼が映りにくいと思います。

このトンボは、他の雄が近寄ると追い払って同じ場所に戻ることを繰り返すことでテリトリーをしっかりと守っていました。こうやって産卵場所を確保しているものと思われます。

トンボは、近寄りすぎていったん逃げたとしても静かに待てば同じ場所へ戻ってくるので、撮影しやすいんですよね。しかし、望遠ズームレンズを使ったマクロ撮影は被写界深度が浅くなるのでピント合わせが難しいということが分かりました。


で、「トンボの飛んでるとこ、撮ってみよー」と思って別の日に撮影しに行きましたが、全然あきませんでした(汗)


よーし、今度はトンボのホバリングを撮影してみせるぜ!









いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

4月から公民館の写真定期講座を受講するにあたり、初めてデジタル一眼レフカメラを買いました。


私が選んだのは、ニコン D3300。


写真定期講座では、各自が撮影した5~10枚分のデータをUSBメモリに保存して持ち寄り、講師のH先生がプロジェクターに投影して講評してくださるそうなので、さっそく撮影してみました。







我が家の庭のシャクナゲです。今年も奇麗に咲いてくれました。
雨上がりの抜けるような青空と雨粒をたくさん受けたピンクの花との組み合わせ。こんなシャッターチャンス、そうそうありませんよ。







撮影したのは、4月15日の午前10時頃だったかな。午後からはまたまた雨が降り出し、雷は鳴るわヒョウは降るわでえらいコトになりましたから、この時に撮影できたのは幸運でした。


縦位置も撮ってみました。







やはり、写真て面白いなっ♪





いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

10日もたってしまったし、たいしたことは書けないけれど、ライヴリポート書いとこかな。


長いことライヴに行ってないので生の演奏に飢えてました。年明けてからのんびりし過ぎた能天気な自分に「喝!」を入れてくれそうな「即興演奏」が聴きたくなり、ミュージシャンに関する予備知識がほぼゼロのまま、Aki Takase(高瀬アキ) / Alexander Von Schlippenbach(アレキサンダー・フォン・シュリペンバッハ)を聴きに出かけました。


未知の音楽に触れる時は、いつもわくわくします。それがライヴであればなおさら。定員30名のところ当日参加もあったそうで、小さなホールはちょうど満席状態でした。会場には若い女性も多くて、これはいいことだと思いました。ジャズは決しておっちゃんだけのモンやないということですわ。


デュオによる完全即興で開幕したライヴは、その後、Thelonious MonkのPannonicaやEric DolphyのOut Thereなどのほか、現代的和声で料理されたスタンダードナンバー、ツィマーマン(て誰?)の曲、またそれぞれのソロもオリジナル曲で披露されました。


一曲目の完全即興を除くと、オリジナルも含め全て作曲されていてテーマもあったりするのですが、不協和音に最も近いと感じるような和声が用いられ、跳躍した音使いも多く、十二音技法で作曲されていたり...と、分かりやすい音楽ではないので記憶に残りにくい演奏がほとんど。そんな中で、Aki TakaseのソロによるDr. Beatというオリジナル曲が最も分かりやすくかっこよかったなー。←ちゃんと記憶に残ってるのがこれだけで、あとはどんなんやったか忘れてるかも(笑)


こういう音楽って展開に予想がつきにくいのと、その時その時の音を追いながら聴くので集中力が要りますが、何だか自分の記憶力を試されてるみたいで(笑)それはそれで面白い。シリアスな演奏にドライなユーモアが込められていたり、テンションは高いが良い意味でユルさも混じっていたり、ピアノを弾きながら手拍子を入れたりなどのパフォーマンスもあったりと、なかなかに楽しめて1時間があっというまに過ぎてしまいました。


演奏のあと短い休憩を挟んで行われた質疑応答では、ご主人のフォン・シュリペンバッハさんが「即興とは何か」を説明するのにジャズの歴史から延々と語り始め、奥様の高瀬さんが途中で話を遮りながら通訳し、するとご主人が「まだ途中なんだよ」と文句を言うと、奥様が「だって長いと内容忘れてしまうやないの」と反論し、「遠方からみえてるお客さんの帰宅に間に合うようにお願いします」と、主催者側から注意が入ったり...と、なかなか面白いやりとりがありながらも興味深いお話が聞けて、もっと時間があればよかったのにと思いました。


質疑応答で特に印象に残った高瀬アキのお話。


即興演奏に必要不可欠なのは「楽器を使って自分が出したいと思う音を自在に出せるテクニック」である。
自分の演奏で大切にしていることは「何を表現したいか」であり、そのためには「人の真似ではない独創性(自分らしさを見極めたうえで)」が必要。
大好きなピアニストのマルタ・アルゲリッチがそうだったように、私も若い頃はエネルギッシュに演奏したが、これからはもっと「深い音や美しい音をピアノで追及」してゆきたい。



自宅から会場までは自動車で片道1時間半かかりますが、思い切って行って良かったです。
高瀬アキのこと、もっと早く知っておけばよかったな。


あっ、そうそう!
会場でこんなんもろてきた。





Nils Wogram (tb)が一緒なんよ(嬉)
ケストナーの『飛ぶ教室』は子どもの時に読んだな。もっぺん読んでみよ。





会場で購入した楽譜に、ライヴで演奏されたDr. Beatが入ってました。譜面は単音のユニゾンばっかりで簡単そうに見えますが臨時記号が多く、指示されたテンポが♪=232とかなり速く、中間部には指定されたコードによる即興が入ります。「楽器を使って自分が出したいと思う音を自在に出せるテクニック」なんか持ってない私にできるのは、せいぜい頭の体操のつもりでたどたどしく音を拾って遊んでみることくらい。遊んだあとCD聴いてみよっと。


御用とお急ぎでないかたは、Aki Takaseのホームページへどうぞ。


http://www.akitakase.com/



出演:Aki Takase (p)
    Alexander Von Schlippenbach (p)
日時:2015年1月20日(火)午後7時開演
会場:好文園コミュニティーホール(神戸市東灘区岡本)



いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

昨年7月以来のごぶさたです。半年なんてアッちゅう間です。
備忘録として、とっくに届いてたドングリだけは書いとこ。未聴盤あり。



(1) ■ Kartet / Grand Laps (Songlines Recordings SGL 1605-2)
(2) ■ Mederic Collignon & Le Jus De Bocse / A La Recherche Du Roi Frippe (Just Looking Productions JLP 03)
(3) ■ Chick Corea / Children's Songs (ECM Records ECM 1267 1776217)
(4) ■ Christophe Monniot / Monio Mania 2 (Budapest Music Center Records BMC CD 122)
(5) ■ Stahls Trio / Jag Skulle Bara Ga Ut (Moserobie Music Productions MMPCD 087)
(6) ■ Yoann Loustalot / Primavera (Elabeth ELA 621056)
(7) ■ Sebastien Boisseau Matthieu Donarier / Wood (Yolk Records J2057)
(8) ■ Nicolas Folmer / Sphere (Cristal Records CR222)
(9) ■ Vincent Peirani Emile Parisien / Belle Epoque (ACT Music + Vision 9625-2)
(10) ■ Thomas Savy / Bleu (Plus Loin Music PL4567)
(11) ■ Kartet / Jyvaskyla (Naive Hask Y 226127)
(12) ■ Orchestre National De Jazz / Europa Paris (ONjazz Records 424444)
(13) ■ Andy Emler, MegaOctet, Archimusic & Elise Caron / Presences D'esprits (Signature SIG11090)
(14) ■ Artaud / La Tour Invisible (B-Flat Recordings 6132662)
(15) ■ Samuel Blaser Quartet / As The Sea (Hatology 718)
(16) ■ Pierre De Bethmann / Sisyphe (Plus Loin Music PL4575 )
(17) ■ Stefano Bollani / Joy In Spite Of Everything (ECM Records ECM 2360 378 4459)
(18) ■ Marc Ducret / Tower Vol.4 (Ayler Records AYLCD-121)
(19) ■ Antoine Herve / La Lecon De Jazz Oscar Peterson Le Swing Et La Virtuosite (RV Productions RVD121)
(20) ■ Marc Ducret, Bobby Previte / In The Grass (Enja Records ENJ-9343 2)
(21) ■ Circum Grand Orchestra / Circum Grand Orchestra (Circum-Disc SID1501)
(22) ■ Andre Ceccarelli, Jean-Michel Pilc, Thomas Bramerie / Twenty (Bonsai Music BON 140201)
(23) ■ Ensemble Denada / Windfall (Ozella Music OZ 053 CD)
(24) ■ Marc Ducret / Tower Vol.3 (Ayler Records AYLCD-120)
(25) ■ Nguyen Le / Miracles (Universal Music France 983 881-9)
(26) ■ Sixun / Nouvelle Vague (Dreifus FDM 37011-2)
(27) ■ Emler Tchamitchian Echampard / Sad and Beautiful (La Buissonne RJAL 397018)
(28) ■ Das Weimarer Dreieck Des Zeitgenossischen Jazz (Jazzwerkstatt 2000)
(29) ■ Stefano Bollani / Sostiene Bollani (RAI Radiotelevisione Italiana ERI014)
(30) ■ Stephane Guillaume / Pewter Session (Gemini Records GR 1412-CS0511)
(31) ■ Samuel Blaser Quartet / Boundless (HatOLOGY 706)
(32) ■ Stephane Kerecki / Nouvelle Vague (Outhere Music OTN021)
(33) ■ Emile Parisien Quartet / Spezial Snack (ACT Music + Vision 9575-2)
(34) ■ Francois Corneloup Trio / Jardins Ouvriers (Evidence / Fremeaux & Associes FA 454)
(35) ■ Francois Corneloup / Pidgin (Evidence / Fremeaux & Associes FA 466)
(36) ■ Stefano Bollani / Sheik Yer Zappa (Decca Records 0602547051523)
(37) ■ MeTaL-O-PHoNe / Kosmos (Coax Records COAX 014MET2)
(38) ■ Marc Ducret / Tower-Bridge (Ayler Records AYLCD 139-140)
(39) ■ Lim / Lim With Marc Ducret (Kopasetic Productions KOPACD 034)
(40) ■ Aki Takase Louis Sclavis / Yokohama (Intakt Records INTAKT CD 165)
(41) ■ Aki Takase Rudi Mahall / The Dessert (Leo Records CD LR 370)


(1) 3月28日付の記事に書きました。これは傑作。
(2) King Crimsonトリビュート作。音の洪水だがこれはよかった。
(3) 自分のピアノの楽しみのために楽譜も購入。
(4) Marc DucretとManu Codjiaが参加。ザッパ的ユーモアのあるアヴァンギャルドジャズ。
(12) 7月25日付の記事に書きました。2014年度の私的ベストアルバム。
(13) DVDみたいに縦長な豪華ジャケット。中身もよかった。
(18) アコースティックギターによるソロ作品。これは面白かった。演奏技術、音楽センスともにピカイチ。じっくり聴くもよし。だらーんと脱力しつつ楽しむもよし。
(19) Antoine Herve(p)がOscar Petersonの曲を解説しながらMoutin兄弟とのトリオで公開演奏している2枚組DVD(PAL方式)。
(20) あまりのかっこよさに惚れ直しました。Bobby Previteは知らんかったけど、このデュオは最強ですな。これがオーヴァーダビング無しとは凄過ぎる...。
(21) ヴォーカル入りということでずっと敬遠してましたが、面白かった!

(26) 久しぶりにCD屋さんで見つけて買いました。
(28) CDとDVDの2枚組。DVDにはTomasz StankoやMarc Ducret Trioなど。
(29) こんなのが出てたのね!多彩な顔ぶれのアーティストと共演しているボラちゃんの3枚組DVD(PAL方式)。イタリア公共放送局RAIのTVプログラムから収録。
(34) (35) Eric Echampard (ds)参加作。
(38) Marc Ducretの最新盤(限定1000)をやっとこさ手に入れました。
(39) Lim(スウェーデンのサックストリオ)+Marc Ducret。スタジオにオーディエンスを入れての一発録り。クール!

(40) (41) ライヴ会場で購入。(40) は、Louis Sclavisの超絶技巧に唸る。



*本日のオマケ(兼私的ジャズ情報 / Marc Ducretファン必聴)


Marc Ducret Trioが、昨年12月のライヴで新曲を披露したらしい。新譜はいつ出るのかっ!?
フランスのジャズクラブTritonで昨年12月6日に録音されたMarc Ducret Trio+3管(精鋭揃い)の音源(約1時間)を見つけたので、URLを貼っときます。こら、凄いわ。


Marc Ducret (guitare)
Bruno Chevillon (basse)
Eric Echampard (batterie)
Christophe Monniot (saxophones)
Fabrice Martinez (trompette, buggle)
Samuel Blaser (trombone)


画面の三角印かその横のECOUTER L'EMISSIONをクリック。


http://www.francemusique.fr/emission/jazz-club/2014-2015/marc-ducret-trio-01-16-2015-22-30





いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

Olivier Benoit(1969.6.9 仏 ヴァランシエンヌ)が2014年から2017年までの4年間をフランス国営ジャズオーケストラOrchestre National De Jazz(以下ONJ)の音楽監督に就任し、メンバーにEric EchampardとBruno Chevillonが選ばれたと知ったのが今年1月のことで、これは私にとってちょっとしたニュースでした。以来、アルバムのリリースを心待ちにしていたんです。


わくわくしながら第1作目のEuropa Parisを聴き終えたとたん、こいつぁー傑作だわと確信しました。3日連続で3回とも貪るように聴いてしまったほど中身が濃く聴き応え満点で、2枚組CDという長尺も全然気になりませんでした。


アルバムタイトルがEuropa Parisでこのジャケ写ですから当然(?)、全編を通して雰囲気は夜の都会です。しかも深夜...。
現代欧州ジャズで変拍子やポリリズムは珍しくないですが、それらを駆使して複雑に構築した曲が多く、Eric EchampardとBruno Chevillonの起用に深く納得したしだい。オスティナートを多用し、ドローンを効果的に配し、即興、フリー、場面によっては室内楽的な趣もあり、またドラマティックで壮大と感じる場面も多いです。そしてやはりギタリストらしいロックなテイストが幅をきかせていますね。もちろんどの曲にも入念な作編曲の跡がうかがえてソリッドな仕上がり。崩壊寸前の不協和音でさえ気持ちいいほど決まってます。
また、数曲においてはアブストラクトですが、これはおそらくサウンドスケープ(音風景)を楽器で表現しているのだろうと思います。鳴っている音はランダムのようで実はそうでなく、おそらく作曲によって巧妙に配置されたもの。ここでは演奏がかなり実験的で変態になっていて、美しさのみならず光の届かぬ闇の妖しさや魑魅魍魎が跋扈する都会のえげつなさをも描き出しているかのようでとても幻想的。この効果音的サウンドスケープにはイマジネーションを強く刺激されて凄く面白かったです。


Olivier Benoit、Bruno Chevillon、Eric Echampard、Hugues Mayotの4人以外は知らなかったのですが、他のメンバーもみな達者ですね。難曲が多いですが演奏はお見事というほかなく、刺激的でエネルギッシュでむちゃくちゃかっこええんですわー。もうここまでかっこいいと、やれジャズロックやとかプログレやとか実験音楽的やなどといちいちジャンル分けすんのがアホらしなってくるね(笑)
Olivier Benoitのギターは、ここでも変態ノイズ系(?)で、とっても個性的です。


さて、全編テンション高いですが、中でも異彩を放つのがSophie Agnelの内部奏法。ピアノが可哀そうになるほどのただならぬ音響は、「近寄るな!危険」てな感じで怖い怖い(笑)おあ姐さんにピアノで啖呵切られて後ずさりながら「ひょえーっ!ごめんなさい。何でもいうことききますからどうかお許しを...」と、へいこらしてるみたいなホーンセクションがちょっぴり可笑しいのと、おそらくオマージュとしてAndy Emler MegaoctetやPink Floydをパロったと思われる個所がある(勘違いだったらすまん)くらいでユーモアをほとんど感じさせず、それはそれはシリアスでスリリングな作風です。
こんな感じでとってもアヴァンギャルドでプログレッシヴなのに、気品さえ漂う芸術作品に仕上がっているところが偉い!と思います。


ところで、本作にはボーナストラックが2曲ありますが、通して聴けば決して付け足しやオマケなどではなく、作品としてのアルバムを構成する大切な要素だとわかります。CD1の1曲目は、室内楽的壮麗さと美しさを持つ出だしからダイナミックでパワフルで現代的な展開をするプロローグとして。CD2のボーナストラックの2曲目(最終曲)は、果てしない広がりを感じさせ、どこか物悲しく、しかし物語は続くよ的なエピローグとしての雰囲気をはっきりと印象付けています。


Olivier Benoitは、Paolo DamianiのONJ(2000~2002)に参加しており、また、Circum Grand Orchestra(作曲・ギター担当 12人編成)とLa Pieuvre(作曲・指揮担当20人編成?)、そしてこの二つを合体したLa Pieuvre and Circum Grand Orchestra(作曲・指揮担当 32人編成)という自己プロジェクトのラージアンサンブルでの実績がありますが、人選も含めONJの音楽監督としてアルバム制作に全身全霊で取り組んだ結果、彼の才能が存分に発揮され、ここで見事に開花している感があります。おそらく日本では全くの無名でしょうが、Olivier Benoitの作編曲とオーケストレーションの手腕やコンテンポラリーな音楽的センスは高く評価されるべきだと思います。


欧州の経済・文化・芸術の拠点である3都市をテーマに据えたONJのEuropa Paris、Europa Berlin、Europa Romeという3部作の、次なるアルバムEuropa Berlinはどんな感じになっているのでしょうか。ひょっとして、インダストリアル系?
いやー、実に楽しみですなあー。


御用とお急ぎでないかたは、ONJのホームページへどうぞ。


http://www.onj.org/


前回のブログで既に紹介してますけど、ONJがメールスフェスティヴァルに出演した時の動画をここにも貼っときます。
Theo Ceccaldiのいてまえ的ヴァイオリンソロやら、小柄なたおやか美人Alexandra Grimalの火傷しそうなテナーソロやら、Sophie Agnel姐さんがピアノを苛む場面やら、興奮した聴衆の歓声と指笛ピーピーやら、見どころ聴きどころ満載で面白い。私なんか3回も観てしもたし。


moers festival 2014 : Orchestre National de Jazz Olivier Benoit (51:12)


http://concert.arte.tv/fr/moers-festival-2014-orchestre-national-de-jazz-olivier-benoit


■ Orchestre National De Jazz / Europa Paris (ONJazz Records 424444)
Olivier Benoit (el-g, comp, dir)
Bruno Chevillon (b, el-b)
Jean Dousteyssier (cl, bcl)
Alexandra Grimal (ts, ss)
Hugues Mayot (as)
Fidel Fourneyron (tb, tuba)
Fabrice Martinez (tp, flh)
Theo Ceccaldi (vn, va)
Sophie Agnel (p)
Paul Brousseau (Fender Rhodes, bass synthesizer, effects)
Eric Echampard (ds)


入手先:Amazon(通販)

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

取り急ぎこれだけ書いとこっと。


Olivier Benoit率いるOrchestre National de Jazzが、6月7日に、ドイツのメールス・フェスティヴァルに出演しました。


http://www.moers-festival.de/index.php?id=3927&L=1



こちらの動画で、その時のステージをご覧になれます。


moers festival 2014 : Orchestre National de Jazz Olivier Benoit


http://concert.arte.tv/fr/moers-festival-2014-orchestre-national-de-jazz-olivier-benoit




しからば、御免っ!

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

お天気だった昨日、またまた田舎道を歩いていい汗かいてきました。往復約12キロメートルのウォーキングは、短過ぎず長過ぎずで、私ら中年夫婦にはちょうどいい距離でしたわ。

最初の休憩ポイントだった西飼神社です。





大江山の酒呑童子を征伐せよとの命を受けた源頼光らが出陣する際に、地頭の住民がここ西飼神社で太鼓を打ち鳴らして送り出し戦勝を祈願したとされる伝説が地頭太鼓として伝承されていて、現在は保存会の皆さんによってお祭の日に地頭太鼓が奉納されるそうです。
地頭太鼓を打つ時のフォームは、戦勝を祈る意味から、ブチ(バチ)を下から上へと打ち上げるとのこと。

検索してたら動画を発見したのでURL貼っときます。


http://www.youtube.com/watch?v=EcYxTlgOKWM


ぐるぐるピアノっていうのがあるんですけど、この地頭太鼓でやっているのは、ひょっとしてぐるぐる太鼓?なわけないか(笑)



神社を後にして坂道を降りる途中で「わー、奇麗なヘビ!」と撮影したのが、マムシより強い毒を持つヤマカガシの幼体だったと後で分かってびっくり。



とってもお洒落でカラフルですねー。幼体でも毒はあるんだろうか。






さて、ウォーキングの後の腹ごしらえは、予約していた海のすぐ近くにあるカフェ、Fon Din(フォン・ディン)。お目当ては、1日10食限定というタイ料理のランチです。このお店は、絵本サークルのメンバーSさんが教えてくれました。


こんな看板のある海沿いの駐車場に自動車を止め、





少し歩いて辿りついたお店は、普通の民家でした。





空腹の末にようやくありついたお昼ご飯。んー!おいしーっ♪



と、食べてから思い出して撮影(笑)


地元産の食材を使い、調味料にもこだわっているので、身体に優しそうです。


なんかここは、店の中というより気の置けない友達んちか自分ちに居るみたいでとってもリラックスしてしまい、ウォーキング後の心地よい疲れもあって昼寝しても許されるよねという錯覚に陥ってしまった私たち(笑)
だから眠気覚ましというわけじゃないけれど、ランチが美味しかったので食後のコーヒーも注文。






音楽大好き人間の私は、店内のBGMがとっても気になる。低いボリュームで流れていたのは、タイのポップスなのかな?お店のBGMのセンスがいいと、それだけで嬉しくなってしまう。

縁側の椅子席でお茶しながら、外を通りかかる猫を眺めたり、ツバメのさえずりを聴いたり、本棚の書物を読んだりして、ゆったりダラダラと過ごしました。


ちょっと隠れ家的な雰囲気があって、とっても寛げるカフェ、Fon Din。また行きたいな。


店主のブログはこちら。


http://fondin.jugem.jp/




いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。