美しさはいくつまで?女性ホルモンと女性性
今日は、健康管理士一般指導員の立場として、ブログを書いてみたいと思います。
私のまわりの女性たちの危機感を感じたため♪
何に対する危機感かというと・・・・
女性ホルモンの減少です。
私たち女性じゃなくなっちゃうの!?
女性ホルモンは、女性が美しく女性らしくあるため、そして妊娠、出産するために必須のホルモンです。
この女性ホルモンが減少することによって、40代後半から様々な変化があらわれます。
更年期障害と言われる身体の不調もそのひとつ。
更年期障害は、全ての女性にあらわれるものではありませんが、それぞれの方の弱い部分が出てしまいがちだと言われています。
また、40歳を過ぎると、女性ホルモンのひとつ<エストロゲン>が急速に減少し50代前半で、なんと男性のエストロゲン分泌量を下回るそうです。
そんなことを聞くと、なんだか不安になりませんか。
50代で、私は、女ではなくなるのかしら!?
「安心してください。女ではなく人間になるのです。」
そんな表現をしている書籍を読んだことがありますが、
いや~全然安心できないでしょ!?
女でなくなるなんて!?
私としては、一生女性として生きた諸先輩方に憧れていますので、それは安心どころか一大事です。
女性らしい容姿が失われるのかしら?
もう男性を好きになることはできないのかしら?
ヒゲとか生えてきちゃうの!?
その他にも、あんなことやこんなことが!?
・・・・・・・・・!?
もう悲しい妄想で一杯になっちゃいます。
私も50の大台に乗ってしばらくたちました。
そして同年代の周りの女性たちを見渡してみて思うのですが。。。。
大丈夫です!!!
エストロゲンが少々減っても、皆、ちゃんと女性です。
(あたりまえですね♪)
そして、年齢を経るごとにやわらかな色気が増す方も多いのです。
女性としての色気に、人としての色気・・・懐の深さのようなもの・・・が加わって、思わず同性ながら甘えたくなるような甘美な魅力をたたえる方も。
一方で、自ら女性らしさから離れていく方もいらっしゃるような・・・・
この状況が進んでしまうと、果てしなく女性らしさが遠のいてしまいます。
それでは、どうすればエストロゲンの減少に対抗し、いつまでも潤いのある美しい女性でいられるのでしょうか。
私の少ない経験と観察から言わせてください。
私たちに必要なのは・・・・
トキメキ
です!!!
アンチエイジングのための対策は、星の数ほどあります。
医療行為、サプリメント、食事療法、運動療法・・・・
でも、年齢を経るごとに美しさを増す方は、エストロゲン様ホルモンを自ら作り出しているかのよう。
その源が、トキメキなのです。
大好きな人
大好きな仕事
大好きな趣味
もちろんラブな殿方がいらっしゃれば、もっとも効果が絶大と思われます。
恋する大人女性の可愛らしさといったら♪
どんなサプリよりもトキメキが女性を美しくするのです。
でも、恋をするには、お相手が必要、環境が必要。
当面のお相手がいない方に朗報です。
当面のお相手に代わりに、誰にときめけばよいのか!?
それは
自分です。
自分にときめく。
明日の自分にときめく。
私って、まだまだいけるね♪と満足する。
自分に期待することも、またトキメキの一種なのではないでしょうか。
春
新しい色のブラウスを着てみる
今までと違うメイクを試してみる
自分のチャームポイントを書き出してみる
おしゃれして出かける予定をいれる
自分の<美>を再認識して伸ばしてみる楽しみ。
このトキメキ療法
が、恋する女子のような効果をもたらします。
こうして自分に恋すれば、本物の恋も引き寄せてしまうかもしれません。
エストロゲンを合成、分泌しているのは卵巣(卵胞)ですが、分泌の指令を出すのは脳(視床下部)なのです。
この脳からの指令が血液にのって、卵巣まで届く!
つまり、脳が女性らしくありたい、美しくありたいと知覚することで、エストロゲンの分泌にも影響を与える可能性があるのではないでしょうか。
美しくなりたいと思う。
愛されたいと思う。
まず、自分自身が自分を愛し大切にする。
そんなことがホルモンの分泌にも影響を与え、女性らしい容姿、しぐさ、表情に繋がるのだと思うのです。
ちなみにエストロゲンは、以下のような効果を女性にもたらしています。
・肌のうるおいを保つ
・髪にツヤを出す
・血管を強くする
・骨を強くする
・善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす
・中性脂肪を減らす
・インスリン感受性の促進
・尿酸の排泄促進
女性らしい容姿を保ってくれる他にも様々な効果があることがわかります。
自身の健康に関することはシビアに受け止め、対策を講じたいもの。
例えば、エストロゲンの減少によって骨粗しょう症になる可能性が増すことがわかっています。
すぐにできる対策は
①食事で十分なカルシウムを摂取する。
②運動をおこなって骨に圧迫力を加える。
③適度に日光に当たり、皮下でビタミンDを合成する。
(ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収を促進する)
また、インスリン感受性が促進されることで糖尿病を防ぎ、尿酸の排泄が促させることで痛風を防いでいます。
これらのエストロゲンサポートが少なるなることで、様々な生活習慣病を引き寄せる可能性が高まります。
ららら~♪とトキメキを謳歌しつつも、日々の食事、運動などに細やかに気を配ること。
そして、健康の最大の敵ストレスは、トキメキパワーで打破していくこと。
が大切になってきそうです。
大人女性の美と健康は一筋縄ではいきませんね。
頑張ってきた今までの自分を愛し、
ちょっと手のかかる今の自分を愛し、
そんな自分を愛してくれる人がいたら・・・・・
こんな幸せなことはありませんね。
まずは、最初の一歩。
自分にときめく! <トキメキ療法>
トライしてみてくださいね。