先日(だいぶ前)、facebookで”「ニセ科学」の講義を聞いてきました。”
と投稿しましたら、続きを書いてね☆コールを頂きました!
・・・・・(♪い~つの事だか~思い出してごら~ん~♪)
こちら香川県林町にある「香川大学工学部」へ行って参りました。
科学が好きなのかって聞かれると学生時代は大嫌いでした。
「混ぜるな危険!」と表記してくれれば、それでいいよ・・・・。と思ってました。
こんな消費者が一番カモになるんだな。。。。
張り切って一番前に座ってみた
手元に置かれていたレジュメを開いてみて
来るとこ間違えた と引いた。。。。引いてしまった。。。。
そんな「細胞スゲ~」を叩きこまれた後
本来の「ニセ科学」についての講義が始まりました。
化粧品は薬品ではないので効能を謳ってはいけませぬ「効く」とか。
しかし、
それが幸いしてか、「効かなくても良い」という製造側の戦略に拍車が掛っているのも事実。
化粧品機能性成分として使用されているが
化学的な根拠が疑わしい成分があるそうです。
例えばよく見聞きする下記のモノって
素人からしたら、よく分からんけど、とりあえずスゴイ物が入ってるんだという思い込み。
【ヒアルロン酸】 ・・・分子量が100万以上の多糖であり低分子化したものも含めて 皮膚からは浸透しない 水に溶けるのは、コラーゲンが変性したゼラチンである。
ヒト型でなければヒトにとって異物となる。皮膚からは浸透しない
【植物エキス】 ・・・・・いろんな植物由来物質の混合物で美容効果の裏付けが無い
下記のオーガニックと組み合わされて使用され場合がある。
【発酵エキス】 ・・・・・米発酵エキス、リンゴ発酵エキス等バクテリアの抽出物である。 いろんな物質の混合物で美容効果の裏付けが無い
【コエンザイムQ10】 ・・通常は、酸化型であり、抗酸化作用は期待できない 本来の機能は電子伝達系における水素原子のキャリアーであり 抗酸化剤や保湿剤ではない。
【スクワラン、スクワレン】・・コレステロールの原料であり美容効果の裏付けが無い
【各種機能性タンパク質】EGF=分子量6000のタンパク質で皮膚から浸透しない。 ヒト型でなければヒトにとって異物となる。 SOD=スーパーオキシドジスムターゼであり活性酸素を分解するが 皮膚から浸透しない。 全てのタンパク質は皮膚から浸透吸収されない。 機能性タンパク質の多くが酵素であり、生体内の化学反応の触媒であるが 当然、皮膚からは浸透しない。 また酵素が健康によいというのは迷信であるマジかッ
【ナノプラチナ】・・・・・・・・・貴金属であり、美容効果の裏付けが無い。 (貴金属としてのイメージだけ)
【シルクエキス】・・・・・昆虫(カイコ蛾)のタンパク質であり、ヒトにとって異物となる 当然 皮膚からは浸透しない。 逆に昆虫のタンパク質が皮膚組織内に浸透すると考えると恐ろしい
【オーガニック】 ・・・・・・英語では「有機性の」という意味であるが、 化粧品、健康食品、医薬部外品の世界では無農薬とか無添加の 意味として取り扱われている。しかし実際には無添加はあり得ない。 全成分表示に表示されていなくても 原料の製造段階で適当な保存剤や防腐剤は加えられている
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↑これらを使ってはいけないという講義ではありません。効能を知った上で利用しましょうということです。
ヒアルロン酸・ブドウ糖・アミノ酸・コラーゲン=絶対皮膚から入らない アンチエイジング= 老化(現象・寿命)を抑圧すること 本当のアンチエイジング=徐々に効果が表れるもの。 細胞変化が早いのはガン細胞のみ |
掛川教授は、
生薬甘草に含まれるILG(イソリクイリチゲニン)に
アンチエイジング(抗加齢・抗老化)や
理活性があることを1992年に発見。
化粧品製造販売の(株)イーエスティージャパン
(大阪府吹田市)との共同研究により
ⅠLGを配合(有効濃度50倍)した化粧品の開発に世界で初めて成功したことを
昨年4月に発表し各界から注目されている。
化粧品では初めてJST(文部科学省所轄・独立行政法人 科学技術復興機構)から2度の研究費助成を受け、国にも大きな期待を寄せられてらている。 |