昨年12月のこと、
タジリッシュ・バザールの、野菜売り場にて。
何を買おうかな?と思って眺めていると、
白いナス(↓右)が目に止まりました。
左(↑)は、大根のようです。
白いナス、初めて見たのはサブジバザール(→「サブジバザール」)でした。
パックされてます。
が、その時には新鮮そうではなかったので買いませんでした。
(サブジバザールはえてして、新鮮ではないものが多いのです。。)
今回は新鮮そうだったので、しげしげ見ていると、
店員さんが「普通のナスよりも、甘いよ!」と。
普通の紫の皮のナスに比べてとりわけ高いかと思いきや、
試しに3本だけ買ってみると、2万リアル(約67円)でした。
ほんとに、白い!!
切ると、まあ当然ですが、
中も白い!!
シンプルに、ごま油で焼いてみることにしました。
な、なんか、皮の色が変わってきた(・_・)!??
と思ったのですが、よく考えたらそりゃ皮も焼けてくるわけで。
普段は変化がよくわかりませんが、白いからよく見えただけですね(^^;
まずはナスの味を確かめるため、粗塩のみで頂きます。
食べると、
うん、普通に、ナス(笑)
「甘い」というのも、紫のものでも個体差があるし、
さつまいものようにわかりやすく甘い、ということはなくて、
これは、ナスでした(そりゃそうだ)。
この後、自家製じゃこドレッシングなどで、美味しく食べました^^
また、同じ日のこと。
タジリッシュ・バザールの同じ一角に、立派なオクラがあったのが気になりました。
オクラは季節が終わったものと思っていたのですが、
こんなに立派なものがあるなんて!!と、即買。
店員さんによると、小さいものが終わると大きいものが出てくる、とのこと。
イランではオクラは、こういう小さなものしか見たことがなかったので、びっくり。
(このオクラを使った料理は、「ホレシュテ・バーミエ -タマリンド編-」をご覧ください)
やっぱり大きいです^^
これを見ていたら、オクラカレーが食べたくなった!!
そこで、せっかくなので大きめにざくざくと切って、とろ~りカレーを楽しもう^^!
と思ったのですが。
めちゃめちゃ硬くて、ゴリゴリと、もんのすごく力を入れて切らなくてはなりませんでした。
切るだけで、一苦労!
この時点で暗雲が漂っていたわけですが、
この時はそんなに深く考えていませんでした。
オクラをカレーに使う際、日本だったらすぐに火が入りますが、
なにせ固そうだったため、
根菜を使う時よりはは短めに、でも通常のオクラよりかはちょっと長めに火を入れました。
そもそもテヘランは標高が高いので気圧の加減でなのか、もとから野菜が硬めなのか、
日本と同じようにカレーを作ると、例えば人参なんかはちょっと硬い感じがします。
で、出来上がり直前。
味見をした小さめのオクラがいい感じに煮えていたので、
夕飯のカレーには、
どさっと大きめオクラを盛って、勢い勇んで口にすると…。
なんだこれ(・_・)!!
硬すぎるっ!!!
いやそもそも柔らかかったとしても、筋がありすぎ!!!
オクラというよりこれはもう、筋ではないか∑(゚д゚lll)!!!
一旦口にしたオクラから筋を取り出しながら、
オクラを食べるというよりも筋を出す作業に没頭しながら、
それでももったいないし、
大きいのをかなり消費しました。
悪戦苦闘で、写真も撮ってないです。。
煮た時間が短いのでむしろルーが多めになるはずが、
オクラが相当にカレーを吸ってしまったようで、
10皿分作りましたが、
大人2人が2回で食べきれるような量しかないのも、奇妙…。
店員さんの言っていた「小さいものが終わると大きいもの」って、
要するにもう季節はずれのハズレ商品、ということでした(- -)
でもってこれを夕飯に食べた深夜、
蕁麻疹が全身に出てきたではありませんかーーー∑(゚д゚lll)!!!!
他には特に、刺激的なものや生モノは一切食べておらず。
出産(妊娠)後にどうやら金属を受け付けなくなったようで、
バリウム(金属でできている)を飲んだ際に蕁麻疹が出たことがあり、
このオクラは相当に鉄分が豊富で、それに反応したのかもしれない、と納得しました。
というわけで、この日は夫婦でたくさん食べたわけですが、
翌日は夫だけが食べ、そんな事情にもかかわらず
なんだか知らないうちに10皿分、一気になくなりました。
…ジャンボオクラは、二度と買わないことにします(笑)!!