イランのお菓子 ーゴッタブ・バーミエー | 特派員ママ @イラン

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イランで、2人の子育てをするママのブログ。


以前 にも、緑が増えてきたとご紹介した、我が家からほど近い大通り。


どんどん、どんどん、増えてきます^^






こんなに緑あふれてますが、やっぱり空気の悪いテヘラン。


春になっても、はたまた大気汚染が「普通」と報道されても、

山がぼやけて、はっきり見えないこともしばしば。


大気汚染ではなく、春霞みだと思いたい・・・。






さて。


私、粉糖がたっぷりまぶしてあるスノーボールクッキー、

大好きなんです。



ちょっとアーモンドプードルが香って、粉糖がほろりと崩れて。

たまらない!!






先日、ぶらぶらと散歩していて、

なんとなく入ったケーキ(お菓子)屋にて。



イランで何度か見かけて「スノーボールクッキーでは!?」と

気になっていたお菓子、ついに買いました^^





2段入っていて、14000トマン(約470円)。

まあまあ、します。








早速いただいてみると。




あれ??

想像とちょっとちがう(・_・)。。





粉糖の中はさらに2重になっていて、

小麦粉でできた硬めの生地の内側に

ピスタチオやくるみなどのナッツ感たっぷりの、ずっしりした生地。





これ、イランの地方都市ヤズド(お菓子で有名)のお菓子で、

「ゴッタブ」という名前だそうです。




結構食べごたえがあります。



全然別物ですが、これはこれで、美味しかったです^^










これを買ったお店、店内でたいががじっと見ていたお菓子を

その場でたいがにくれたばかりでなく、

私にもいろいろ、試食をくれました。




右の黄色い花柄のはほろっとしてスパイスが香り、

しっとりきな粉のような粉感のあるクッキー、

下のはココナッツをまぶしたバラ水風味のパイ菓子、

左の細長いのはさくっとした卵クッキーでした。



どれも素朴な味で、美味しかったです^^







クッキーといえば。


イランに来てから一度、料理がとても上手な日本人の方のお宅で

ヘーゼルナッツをローストしてプードル(粉)を作るところから始めたという

クッキーを頂いたことがあります。


薄皮の処理も丁寧にされるとのこと。


さすがの風味に、もうほんとに、ほんとに、ほんとに、感動しました。



私も、家でそんな贅沢なクッキーを作って、焼きたてを食べたら・・・

なんて想像したら、唾液の海です(笑)






さて。


お次は、これこそ中東!!な、

甘くて、重くて、来てすぐのころ度肝を抜かれたお菓子です。




アーブグーシュト を食べに行った時にデザートで出された、「バーミエ」。




チュロスの、揚げる前に小さく切ったものを揚げて、

それをはちみつの海にドボンと、長い間浸した感じの、お菓子。



バーミエは、オクラの意味もあります。

外側に筋が入っているところが似ているからでしょうか。




このお菓子、ラマダンの際、

一日ご飯を我慢して、さあ、夜に、食べるぞーーー!!

というときに定番のもの。



そう聞くと、この半端ない満足感にも納得です。




といいつつも、写真に写っているのの2倍以上

余ったものを持ち帰ってきたのですが、

慣れると、一度に5個でもいけてしまう、甘党の私なのでした。





イランのお菓子、いろいろあります。


また、おいおいご紹介します^^