国の地震調査委員会は18日、新潟県中越地方に分布する十日町断層帯の長期評価を発表した。前回評価(05年)と比べ、同断層帯西部(長さ約33キロ)の今後30年以内の地震発生確率が1%から3%以上に高まった。全国に108ある活断層の中で発生確率が高い上位約4分の1に入った。同断層東部(同19キロ)の発生確率には変更がない。

 見直し理由について、調査委は、最新の活動時期が約3100年前以前と判明するなど最新のデータが得られたため、と説明している。【石塚孝志】

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