この1ヶ月に上娘に読み聞かせした絵本の中で良かったものを中心に、以下、かいつまんで記録します。
幼児&小学生向けの読み聞かせ会で私も一緒に聞いていて、感銘を受けたのが、こちら
サンタクロースっているんでしょうか? Amazon |
アメリカに実在した8歳の女の子が、友達から「サンタクロースなんていない」と言われ、「本当にサンタクロースはいないの」と新聞社に投稿したところ、社説でそれに応えた内容を絵本にしたものです。
上娘はまだサンタクロースを信じていますが、その存在を信じなくなった時でも、この社説に心を動かされるような、そんな人に育って欲しいと思いました。
サンタクロースを信じている幼児ではなく、サンタクロースの存在を信じなくなったお子さん、そして大人にお勧めしたい一冊です。
いつか娘たちが大きくなったら、原書で読んで欲しい絵本でもあります。
ジョン・バーニンガム作の『クリスマスのおくりもの』は、他のバーニンガムの絵本同様、優しさや多様性に対する寛大さの感じられる楽しい絵本でした。
クリスマス Amazon |
クリスマスとは関係なさそうに見えて関係があり、そして我が子に「生まれてきてくれて、ありがとう」というメッセージを同時に伝えることができる絵本が、こちら
日本の古典を絵本化した2冊も読みました。
「堤中納言物語」の中から、平安時代の虫好きなお姫さまの話を取り出して絵本化した『虫めづる姫ぎみ』は、私も読み聞かせの際に音読するのに一苦労しましたが、こういう絵本に触れていると、いざ大きくなって古文に出会った時、アレルギーを感じることなく親しめるのではないかという気がしました。
酒呑童子 (日本の物語絵本) Amazon |
グリム童話、アンデルセン童話など、古典的なお話も引き続き色々と読んでいます。
中でも、こちらの『ヘンゼルとグレーテル』は、上娘に読み聞かせを始めてから出会った絵本の中で、私史上、5本指に入るほど素敵な一冊でした。
「絵」本を楽しむって、こういう本との出会いなのだと思いました。
ヘンゼルとグレーテル―グリム童話 Amazon |
ねむりひめ (世界傑作絵本シリーズ) Amazon |
オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ) Amazon |
絵本ではありませんが、星座に興味を持ち始めると、やはりギリシア神話について深く知りたくなるため、色彩に関心の強い上娘用にと、こちらを図書館から借りてきて読み聞かせに使用しています。
名画で読み解く「ギリシア神話」 Amazon |