みんぱく | *Yippee!* ~いっぴー的ナニワにっき

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大阪を中心に全国各地を旅して遊んで食べまくる日記 with 10年連れ添った相方M崎氏♪ たまにインド・パキスタンの話や妊活の話もしてます。

FM COCOLO の帰りに国立民俗学博物館 に寄りました。

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かなり長い時間かけて見ているのに、
いつの間にか、閉館時間ギリギリになってしまう。
いつもこうだから、最後の日本のところは
ちょっと早足で見ることになっちゃう。
うぅむ。もっと時間配分を考えて見ていかねば。

途中の言語のエリアがすごく好きで、
ついつい入り浸ってしまう。
でっかい画面の前で地図上にカーソルを合わせてボタンを押すと、
世界各国語の解説や音読が聞けたり、
日本の方言が聞けたりする。

世界バージョンの方は、やっぱりインド方面を中心に
聞き比べてしまうのだけど、
本当にウルドゥー語とヒンディー語、
パンジャーブ語はほとんど差がない。
言っていることがほとんど同じで、方言程度の差しかない感じ。


一方、同じ中国語でも、北京語と上海語は
同じ中国内の言葉とはいえ、全く違っていたりもする。
言語って本当におもしろいですね。

日本の方言バージョンは、日本人なら誰でも知っているであろう、
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
 おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。…」
という、桃太郎の最初の文章を、方言別に読んでくれます。

これがまた、とんでもなくおもしろい。
声の主がみんな高齢の方々ばかりで、
何だかとっても和んじゃいます。

まずは、東京の標準語での桃太郎のお話を聞いて和み、
続いて、大阪と京都の馴染みある
関西弁の桃太郎さんを聞いて、また和む。
「むかぁしむかし、あるところに、
 じじさんと、ばばさんが、住んどったんやて。…」

そして、なじみのない他の地方の方言も、
それぞれに独特で、おもしろい。

東北地方の方言なんて、こういう昔話系に
ぴったりなイントネーション(マネはできませんが)。
沖縄地方のは、3種類あったが、
もう何を言っているのか全くわからん。
まるで、別の国の言葉のよう。

そういえば、さっきの世界バージョンの方にも、

日本語とは別に、琉球語のボタンがあった。

アイヌ語もあった。アイヌ語も日本語とは全く違っている。
今、北海道でアイヌ語を日常語として
使っている人はいるのかなぁ。

…とまぁ、こんな感じでアカデミックな楽しい時間を過ごしました。
休日万歳(^O^)