晩秋らしからぬ暖かい日が続いていますが、周りの高い峰みねが紅く色づき初めています。 | 一風父ちゃんのブログ

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晩秋らしからぬ暖かい日が続いていますが、いつの間にか周りの高い峰みねで紅葉が始まっています。今年は昼夜の温度差が小さく昼間果実に蓄えられた養分が、夜間呼吸作用が盛んなため消費され、りんごの色づきをかもし出す果実内のアントシアンの量が増えなくてなかなか真っ赤なリンゴに仕上がってきません。先日の台風18号の動向には一喜一憂いました。最近当地では台風によるリンゴの落果被害が少なく確率的には何時きてもおかしくないのですが、こればかりは覚悟ができません。今畑では災害がなく「収穫の秋」を無事終える事を祈りながら「ふじ」のリンゴの葉摘み作業が盛んに行われています。今年は限られた太陽光を十分あてリンゴの色づきを少しでもよくしようと、何時もより強めにりんごの周りの葉が摘むと言うよりむしり取られています。作業が終わるとリンゴが葉の中からゴロゴロと顔を出してきます。ゴロゴロといえば、豊洲市場移転をめぐって市民に提供された情報と事実の違いがゴロゴロと出てきます。市民本位の行政を行っているのなら何故隠す必要があるのか、ここまで隠ぺいされるとかえって移転そのものが疑われます。何故汚染物質まみれの豊洲に移転を決定したのか?今建屋の地下空間に地下水が湧きだしていますが、果たして近い将来必ず起きると言われている東京大地震の時、液状化現象で除去されない地中の汚染物質が一気に吹き出さないか、隠ぺいがかえって市民に不安を与えているようです。人間の認識に限界がある以上それにもとずく科学技術にも限界性があります。あれだけ原発の安全性・安いエネルギーを主張していた技術が、災害の前にはなすすべもなく未だに事後処理が完了されず処理経費がかさむのみです。行き先が見えず次世代に負の財産として残されます。市民の不安を解消することは技術の安全性の主張ではなく負を含めての情報の共有です。今の政治は既成事実を積み重ねたり市民が混乱するからと情報をかくしたり操作しようとしたり政治家の思い上がりが目立ちます。政治よりさきに人間がありが忘れられてます。今国会ではTPP法案が審議されます。TPP協議過程がまったく国民に公開されないまま、経済成長の名のもとに弱肉強食の資本戦争に国民を否応なしに巻き込んでいきます。今まで国民が築き守ってきた文化国土自然が、利潤優先のなかで変節していこうとしています。まるで今の状況は先の大戦の前夜に似ていると言っても過言ではありません。私一人だけの危惧であればと願うのみです。今半藤利一氏の昭和史を読んでますが開戦時の状況がよくにいるのが気になります。歴史は繰り返すは困りもんだ。